タレント ニュース
映 画

反戦ドラマの金字塔を6年ぶりの映画出演となる中居正広を主演に迎えて映画化した『私は貝になりたい』。17日、TOHOシネマズ六本木にて、公開日の11月22日(いいふうふ)であることから“いい夫婦試写会”が開催され、夫婦の絆、家族への愛が重要なテーマとなっている作品にちなんで一般夫婦150組と野村克也監督・沙知代夫妻ら7組の著名人夫婦が招待された。入場時には主演の中居、仲間由紀恵、福澤克雄監督が著名人夫婦を出迎えたが、次々に来場する夫婦たちと固い握手を交わす中居の側で、仲間が写真撮影の場所までエスコートするなど、役の外でも“内助の功”を発揮する姿が見られた。
上映前の舞台あいさつでは、福澤監督が「日本で一番過酷な時代を生きた方を現代人が演じるので、中居さんには精神的プレッシャーを与えて描きたかった。そのために人間が一番つらい食欲を我慢していただき、見事に演じてくださった」と中居の役者魂を賞賛。それを受けて中居は「監督の言ってることは絶対です。僕は監督の指示にすべて従って芝居をしました。そこで僕が独自のプランを持っていると、シーンがにごりますし、チームも作品もにごってしまう。いい作品を作り上げるには監督の期待に応えることが何よりの近道だと思います」と答え、監督と俳優が同じ思いで作品と向き合い、絆を深めていたことがわかる舞台あいさつとなった。
また、この日、50年前に同作のドラマで主人公を演じたフランキー堺氏の息子・堺大祐さんとその母・花子さんも来場し、初めて作品を鑑賞。上映後の取材に応じた花子さんは「四季の風景のすばらしさ、これはモノクロだった主人の時にはなかったものなので感動しました」と語った。また、福澤監督とは小学校からの盟友である大祐さんは、「中居正広さんの魂の演技を見て、新しい豊松像を作っていただきとても感動しました。そしてテレビでは表現できなかったことを福澤監督が映画で表現してくれた。父も喜んでいると思います」と絶賛していた。
他にも、後藤田正純・水野真紀夫妻や小渕優子さんからも、中居の渾身の演技や仲間が体現した強くたくましい戦後の母像について、感動したとコメントが集中。作品を通して夫婦の絆を再確認した様子だった。
『私は貝になりたい』
11月22日(土)全国東宝系にて公開
関連リンク(外部リンク)
関連タレント
映画のニュース もっと見る
-
映 画
2021年12月28日 17時52分 更新オンライン特別上映 JAM THE CINEMA Vol.2『エル プラネタ』 -
映 画
2021年09月14日 16時40分 更新佐久間由衣を主演に20代の悩みと心の揺れを繊細に描く -
映 画
2021年08月16日 13時57分 更新スパイだった実在の歌手描く映画『グンダーマン 優しき裏切り者の歌』先行配信決定! -
映 画
2021年06月28日 10時33分 更新ヒップホップ黎明期を記録した伝説のドキュメンタリー映画「Style Wars」が先行配信決定! -
映 画
2021年05月17日 12時51分 更新映画『Style Wars』× JAM THE PLANET 特別オンライン上映会開催