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ハリウッドの裏側を痛快に皮肉ったブラックな笑いとアクションで、全米で大ヒットを記録したサバイバル・コメディ『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』。本作の監督・主演・脚本・原案・製作を務めたベン・スティラーが8年ぶりに来日し、20日、都内で記者会見を行った。
戦争映画に出演することになった落ち目のアクション・スター(ベン)、下ネタ至上主義のコメディアン(ジャック・ブラック)、やり過ぎの演技派俳優(ロバート・ダウニーJr.)が、予算オーバーで撮影中止の危機を回避するため、本物の戦場に放り込まれてしまう、という本作。「作品にはアクションがあってジャングルでの撮影は大変だったけど、コメディの要素も大事なのでそのバランスをとるのが大変だった」とベンにとっては苦労もあったようだが、「監督業が一番好き」と彼は大好きな役者たちとの撮影を楽しんだと語った。また、本作は有名映画のパロディや、大物俳優のカメオ出演も見どころ。「カメオ出演している役者はどうやってクドいた?」との質問に「マネー!」と冗談を飛ばすも、「役者は自分が楽しめるものがあったらノッてきてくれるんだ」と語り、卑劣なスタジオ幹部役でカメオ出演している大物スター(トム・○ルーズ)については「あの役は彼と僕で考えて作ったんだ。最後のダンスシーンも彼がアドリブで見せたダンスがパーフェクトだったから入れたんだよ」とエピソードをあかした。
会見では、スペシャルサポーターとしてルー大柴が登場し、ベンが本作で5役を務めていることにかけ“一石ファイブバード(五鳥)”と書いた掛け軸をプレゼント。ルー語を交えた会話にもベンはジョークを連発し、気さくな一面をのぞかせた。また、ベンが退場した後にも、整形手術で黒人になるほどの役者バカを演じたロバート・ダウニーJr.ならぬ、ロバート・ダウ“ルー”Jr、先ほど話題にのぼったあのスターのそっくりさん(村山靖)が駆けつけるなど、本作に負けないくらいのハチャメチャ会見で作品のヒットを応援した。
『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』
11月22日(土)丸の内ピカデリー1ほか全国ロードショー
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