あなたが好きなタレントの
出演情報をメールでお知らせ♪

タレント ニュース

映 画

ケラリーノ・サンドロヴィッチ監督が成海璃子の才能にベタぼれ
2008年11月21日 17時50分 [舞台挨拶]
ケラリーノ・サンドロヴィッチ監督、成海璃子

売れないグラビアアイドルがひょんなことから“一日警察署長”になり、重大事件の解決に乗り出すという奇想天外なコメディー『罪とか罰とか』の完成披露試写会が20日、都内で行われ、主演の成海璃子とケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)監督が舞台あいさつに登壇した。

『1980』『グミ・チョコレート・パイン』に続く待望の新作を完成させたKERA監督は、「3作目にして初めて本当に自分が作りたかった作品。メッセージが一切ないナンセンスコメディーができた」と作品の出来に手応えを感じている様子。特に主演の成海璃子の才能にはすっかりほれ込んだようで、「勘が良く理解力があって、女優としての観察眼がすごい。まだ16歳なのにキャピキャピしたところがなく、自分の価値観をしっかり持っているし、笑うポイントも僕と似ている」と褒めちぎった。

監督にここまで絶賛された成海は「他の俳優さんたちのシーンがとても面白かった。自分の芝居はよく分かりません」と謙虚なコメント。「リハーサルを何度も繰り返して“間(ま)”を固めていくKERA監督の演出がとても新鮮で、毎日撮影に行くのが楽しかった。私はコメディーだと思って演技していません。笑わせようとしてやったことはなく、一生懸命やっていて、それを引いたところから見ると面白い、そんな感じです」と、緻密に計算して笑いを作り上げていくKERA組の現場にかなり刺激を受けたようだ。

しまいには、KERA監督から「璃子とはこれからも4年に1本くらいのペースで、彼女が70歳を超えるまで一緒に映画を撮り続けたい。ま、そんなにオレが生きてられるかって問題はあるけど(笑)」と熱いラブコールを送られた成海。この新作で彼女がどんなコメディエンヌぶりを見せてくれるのか、早くも来春の公開が待ち遠しい。

『罪とか罰とか』
2009年春、シネマライズ、テアトル新宿ほか全国順次ロードショー

取材・文・撮影:吹田惠子

チケットぴあ

関連タレント

映画のニュース もっと見る

最新ニュース もっと見る