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新たな才能を発掘する“伊丹十三賞”が設立! 宮本信子らが記者会見に登場
2008年11月25日 22時49分 [舞台挨拶]
伊丹十三記念館館長の宮本信子(中央)ら

映画『タンポポ』『マルサの女』などの監督をはじめ、さまざまな分野で才能を発揮し、時代を切り拓く役割を担ってきた伊丹十三。その遺業を記念した「伊丹十三賞」がこの度創設され、25日(月)に記者会見が行われた。会見には伊丹十三記念館館長の宮本信子、ITM 伊丹記念財団理事長・玉置泰、選考委員の周防正行監督、中村好文氏、平松洋子氏、南伸坊氏が出席した。

まずは宮本が「あまり知られてなかった方たちが伊丹の作品に出演後、魅力や実力が認められどんどん活躍している姿を伊丹は心から喜んでいました。その笑顔が忘れられず、この想いをこの賞に託したいと思いました」とあいさつ。また、「この賞の特徴は“びっくりした”、“おもしろい”、“誰にも分かる”です。これは伊丹自身の作品もそうでした。この賞は伊丹からのエールです」と解説した。

また、選考委員たちもそれぞれ意気込みを語り、「伊丹さんとの仕事で本当にたくさんのことを学びました。選考委員としてあの時の伊丹さんを思い浮かべながら一緒に過ごした時間の恩返しができればと思います」(周防)、「伊丹さんはすごく興味の幅があって、いろんなことを面白がってそれを深めていく人。そんな伊丹さんの血が流れこんでいる人に賞をあげたい」(中村)と伊丹へ対する想いを述べていた。

この賞は文化活動全般を対象とした「言語表現を主軸としたもの」と「映像・ビジュアル表現を主軸としたもの」のふたつの分野に分けられ、毎年交互に受賞作が選ばれる。第1回目となる2009年は、2007年1月から2008年12月末までの活動期間で「言語表現を主軸にしたもの」が対象となる。どんな作品が選ばれるのか、2009年3月に行われる贈賞式を楽しみに待ちたい。

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