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元劇団四季の保坂知寿が主演するミュージカル「スーザンを探して」の会見が26日、都内にて行われた。出席者は保坂のほか、共演の真琴つばさ、香寿たつき、加藤久仁彦、山路和弘、吉野圭吾、演出のG2ら。
作品は、1984年公開のマドンナ主演映画「マドンナのスーザンを探して」を70〜80年代に大ヒットしたバンド「ブロンディ」の楽曲でミュージカル化、2007年にロンドンで制作されたものの日本語版。奇妙な新聞広告をきっかけにごく普通の主婦の日常が、新しい恋や殺人鬼に追われるスリリングなものに一転する物語だ。演出を手掛けるG2は「ストーリーがまず面白い。ストーリー重視で、今までのミュージカルの楽しみ方を覆すものにしたいと思っていますし、みなさんの度肝を抜く演出を考えています。楽曲も大ヒットしたものばかり。そしてCDでブロンディを聴くより絶対いいものをお聴かせします」と意欲満々。
保坂が演じるのは、謎の女スーザンに憧れるロバータ。普通の主婦の顔とスリルとロマンスに生きる女性の顔、二面性を見せる役だが、「自分を見つけて生き方を考え直していく役なので、観ていただく方ととても距離の近い役かなと思っています。同世代の女性の方に共感していただけたら」と見どころをアピール。映画版ではマドンナが演じたスーザンには、元宝塚の真琴つばさと香寿たつきがダブルキャストで扮する。「マドンナには色気では負けると思いますが、魅力で負けないようにしたい」(真琴)、「(仕草などが)男役っぽくなっちゃったりするんですが、そこは私たちの魅力ということでお許し願えたら」(香寿)とそれぞれ語った。この元四季の看板女優と元宝塚トップスターの共演に加え、元狩人の加藤久仁彦が初舞台を踏むのも話題。加藤は「不安と緊張と期待とごちゃまぜになっています。(保坂との共演は)ドキドキものですね」と話していた。
この日は他に吉野圭吾、山路和弘、コング桑田、藤林美沙、馬場徹らも登場し、「コール・ミー」などのブロンディのヒット曲6曲をメドレーにした「ブロンコール!」をショー形式で披露。大音量のバンドサウンドの中、出演者たちが懐かしくもパワフルな楽曲を歌い踊った。
公演は来年1月6日(火)から3月5日(木)まで、東京・シアタークリエにて。チケットは現在発売中。なお、スーザン役は1月6日(火)から29日(木)まで真琴つばさ、1月30日(金)から2月25日(水)まで香寿たつき、2月26日(木)から3月5日(木)まではふたりが各回替わりで出演する。
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