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ニンテンドーDS用ゲームソフトの人気シリーズ第3弾『レイトン教授と最後の時間旅行』の完成披露会が26日、都内で行われ、声優を務めた大泉洋、堀北真希、小栗旬、木村佳乃が出席した。

『レイトン教授』シリーズは、ベストセラー「頭の体操」シリーズの著者・多湖輝氏が監修した謎解きパズルと、映画のような壮大なストーリーを融合したアドベンチャーゲームで、昨年に第1弾『不思議な町』と第2弾『悪魔の箱』が発売。今作は3部作の集大成として、レイトン教授の知られざる過去や恋のエピソードも描かれる。

レイトン教授の声を演じた大泉は「今回のレイトン教授はかなりカッコいい！　ゲームの後半は泣けます。僕も早くクライマックスのシーンが見たいんだけど、多湖先生のパズルがうっとうしくてね…」と苦笑い。またお気に入りのシーンを聞かれると、「『それはあなただ！』と指差すシーン。しびれますね〜。実写ならこんないい役を演じられないですね。金田一少年を演じた小栗君がいるのに、僕がやるなんてね〜」と得意顔で話すが、すかさず小栗が「いや、（僕が演じたのは）名探偵コナンです」とツッコミを。大泉は「これは致命的なミスを犯しました…」と話し、会場の笑いを誘った。

今作のテーマである“タイムスリップ”について話が及ぶと、レイトン教授の助手・ルーク少年を演じた堀北は「女優の仕事を始める前の、中学2年生の自分に会って『今のうちに楽しいことをして』と言いたいですね」とコメント。すると大泉は「切ないね〜」と返すが、「僕はテレビに出始めた大学時代の自分に『（テレビは）やめとけ』と言いたいですね。最近では（日本テレビ系ドラマ）『the波乗りレストラン』などで役者の仕事もやらせてもらっているのに、その裏では北海道の番組が放送されていて。この前はヘリコプターに乗って吐いてるシーンが…。テレビに出るようになって失ったものは大きい」としんみり話した。

2010年正月には映画化も決定。これまでのアフレコ収録を振り返り、堀北は「1作目ではうまくできなくて泣きながらやっていましたが、今では楽しめるようになりました」と笑顔で告白。大泉は「僕はいつもひとりで声入れをする。映画版では、堀北さんに『（泣かなくても）大丈夫だよ』と声を掛けながら一緒にアフレコしたいですね」と語るが、堀北は「もう泣かないですから」とキッパリ断って（？）いた。

『レイトン教授と最後の時間旅行』
発売中　5040円（税込）　レベルファイブ