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年配の観客から熱い支持を受けたドキュメンタリー2作が満足度上位に
2008年12月01日 15時45分 [映画その他]
(C)記録映画「沢内・いのちの作法」製作推進委員会

雑誌「ぴあ」調査による11月29日公開の映画の満足度ランキングは、「生命尊重の理念」を町是に掲げる旧沢内村の人々を追った『いのちの作法 沢内「生命行政」を継ぐ者たち』がトップに輝いた。2位に法隆寺の国宝「玉虫厨子」が現代に蘇るまでを描いた『蘇る玉虫厨子』、3位に重松清の人気小説を阿部寛主演で映画化した『青い鳥』が入った。(映画満足度ランキング表)

1位の『いのちの作法…』は昭和30年代に全国に先がけて老人医療費の無償化と、乳児死亡率ゼロを達成した旧沢内村の人々を描いたドキュメンタリー。「幅広い世代が“生きる”ことに真剣に向き合い、町全体で考える姿に感動した」「高い志を持った村長は亡くなったが、その精神が若い人に受け継がれている様子に感動」「今後の“老人福祉”というものを考える良い機会を与えてくれる作品」など、上映後は観客から感動のコメントが次々と寄せられた。上映劇場は年配の観客が多かったが、「若い観客に観てほしい」との声が多く聞かれたのが印象的で、今後、幅広い年齢層の観客が劇場を訪れることが期待される。

2位の『蘇る玉虫厨子』は1400年前の職人たちが作り上げた法隆寺の国宝「玉虫厨子」を現代に蘇らせるべく、全国から日本の伝統文化に精通した職人たちが集まり、復元していくまでを追ったドキュメンタリー。「日本人の職人魂を感じる」「1000年以上前の奈良の職人と現代の職人がまるでコミュニケーションをとっているかのよう」など観客は、自らの技で名宝に向き合う職人たちの真摯な姿に感動を覚えたようだ。本作も1位と同じく年配の観客が目立ったが「模型が好きな子供たちが観ても面白いかも」「フィギュアが好きな人が観ても楽しめる映画」というコメントも寄せられており、模型やフィギュアに興味のある若い方は足を運んでみてはどうだろうか。

その他、11月29日からはジェイスン・ステイサム主演のアクション作『デス・レース』や、人気ホラーシリーズの最新作『ソウ5』などが公開されている。

詳しくは、上映スケジュールと映画チケットが購入できる映画満足度ランキングへ

(本ランキングは、2008年11月29日(土)に公開された新作映画14本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)

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