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藤原紀香「目標は“カイカン股割り”」。ブロードウェイ・ミュージカルに奮闘中!
2008年12月09日 17時41分 [ミュージカル・ショー]
「ドロウジーシャペロン」公開稽古の様子
「ドロウジーシャペロン」公開稽古の様子

女優の藤原紀香、小堺一機、川平慈英、なだぎ武らが、8日、都内で宮本亜門演出のブロードウェイ・ミュージカル「ドロウジー・シャペロン」の公開稽古を行った。今年7月の製作発表では「立位体前屈がマイナス21センチ」と、自らの体の硬さを強調していた藤原だが、初のミュージカルで主演ということもあり、毎日重ねてきた特訓の成果を披露。美しい180度開脚でのキメポーズや、Y字バランス、男性2人ないし4人による高いリフト、アンサンブルと息の合ったシーンを見せるなど、1ヵ月後の公演開幕に向け、仕上がりも上々だ。

この日は、「目立ちたくないの」と「トレド・サプライズ」の2曲を披露。1曲目の「目立ちたくないの」は、御曹司(なだぎ)との結婚を決意し、引退を決めたブロードウェイの歌姫・ジャネットに扮した藤原が、結婚式当日に芸能レポーターに囲まれながら歌う。小道具を多用し、共演者と早いテンポで見せるコミカルなこのシーンでは、藤原のグラマラスな部分ではなく、本来彼女の持つお茶目で可愛らしい魅力が存分に発揮されていた。また気になる彼女の歌声だが、素直でまっすぐ、時に伸びやかで役柄にマッチしている。2曲目の「トレド・サプライズ」は、全キャストとの共演。キレのあるダンスを放つ川平慈英らとともに、フォーメーションを変化させながらブロードウェイ作品らしい快活なナンバーを聞かせてくれた。

木の実ナナ、小堺一機、尾藤イサオら舞台経験豊富な先輩たちに囲まれ、「毎日、稽古場に来るのが楽しい」と語る藤原は、劇中の180度開脚について「本番までには毎回、毎回、股割りがカイカンになるように頑張ります」と笑顔で語った。藤原とキスシーンのあるなだぎは「紀香さんの唇見てて、(夫の)陣内(智則)のことを思い出すんちゃうかな。ラブシーンがあるってわかってからは、陣内の唇をよく見るようになりました」と、周囲を笑わせていた。また中村メイコ、小松政夫は「(演出の)亜門さんは、言葉が丁寧なんだけど、要求がキツイ(笑)」と稽古の大変さを笑いながら吐露し、キャストと演出家交えての丁々発止のやりとりも垣間見られ、稽古場の楽しい雰囲気が伝わってきた。

藤原が「(自身の)代表作にしたい」と意気込むミュージカル「ドロウジー・シャペロン」は、来年1月5日(月)から29日(木)まで、東京・日生劇場にて開催。その後、長崎、愛知、富山、大阪でも上演される。

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