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米アカデミー賞の前哨戦として毎年、注目を集めるゴールデングローブ賞のノミネーション発表が現地時間11日に行われ、ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット主演の『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』が最多タイの5部門でノミネートされた。

『セブン』『ファイト・クラブ』に続いてブラッド・ピットとデビッド・フィンチャー監督がコンビを組んだ『ベンジャミン・バトン…』は老人としてこの世に生まれ、年齢を重ねるごとに若返っていく男、ベンジャミンの人生を圧倒的な映像美と感動のエピソードを交えて綴る作品。アメリカでも一般公開前の作品だが、すでに評論家・記者の評価は高く、第66回ゴールデン・グローブ賞では作品賞(ドラマ部門)、監督賞、主演男優賞(ドラマ部門)、脚本賞、音楽賞にノミネートされた。なかでもブラッド・ピットは1994年の『レジェンド・オブ・フォール／果てしなき想い』から数えて4度目のノミネートとなり、80代の老人から快活な青年までを見事に演じ、高い評価を受けている本作での受賞に期待がかかる。

放送映画批評家協会賞での最多8部門ノミネートに続き、ゴールデン・グローブ最多5部門ノミネートと今年の賞レースの主役のひとつとして注目を集めている『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』。2009年1月22日にノミネーション発表となる米アカデミー賞では何部門に名前が挙がることになるのか注目したいところだ。なお、第66回ゴールデン・グローブ賞の発表は現地時間で2009年2月22日(日)に行われる。

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
2009年2月7日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー

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