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雑誌「ぴあ」調査による12月13日公開の映画の満足度ランキングは、『誰も知らない』『歩いても　歩いても』などの是枝裕和監督が、人気歌手Ｃｏｃｃｏに密着したドキュメンタリー『大丈夫であるように　−Cocco　終わらない旅−』がトップに輝いた。2位に大人気アニメ・シリーズの劇場版最新作『劇場版BLEACH Fade to Black 君の名を呼ぶ』、3位にテレビ版も人気を博している野球コミックを映画化した『劇場版MAJOR メジャー　友情の一球(ウイニングショット)』が入った。(映画満足度ランキング表)

1位の『大丈夫であるように…』はCoccoの全国ライヴツアーや沖縄での日常など彼女の姿を捉えた作品だけあり、公開初日の劇場には多くのファンが詰めかけた。「Coccoの沖縄やいろいろなものを愛する姿勢が好き」「幸せや悲しみとは違う、言葉にできない感情で胸がいっぱいになった」「彼女のそのままの姿を撮るという是枝裕和監督のスタイルがよかった」などCoccoのファン、是枝監督に注目している映画ファンのどちらからも高い評価を受け、満足度トップに輝いた。

2位の『劇場版BLEACH…』は週刊少年ジャンプ連載の人気コミックを、3位の『劇場版MAJOR…』は週刊少年サンデー連載の人気作をアニメ化したもの。どちらも原作のファンと語る観客が多かったが『劇場版BLEACH…』の観客は「今までに映画化された作品と比べると原点に戻ったような感じ」「臨場感あふれる映像がスゴイ」と迫力の映像を評価。一方、『劇場版MAJOR…』は「原作では具体的に書かれていなかったエピソードが描かれていて、ファンとしては嬉しい」など、原作には描かれていなかった物語に高い評価を寄せた観客が多く見られた。

その他、12月13日からはスペインで人気の冒険小説を映画化した『アラトリステ』や、新鋭女性監督ゾエ・カサヴェテスが手がけるラブ・ストーリー『ブロークン・イングリッシュ』などが公開されている。

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(本ランキングは、2008年12月13日(土)に公開された新作映画8本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)

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