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殺し屋たちもこんな話を? 映画『エグザイル』爆笑トークショーを開催
2009年01月13日 18時20分 [洋画]
司会・杉作J太郎の暴走ぶりに大爆笑となった『エグザイル/絆』トークショー

香港映画界の鬼才ジョニー・トー監督の最新作『エグザイル/絆』のヒットを記念して、9日に都内で“男たちのエグザイル”トークショーが行われ、漫画家・映画監督の杉作J太郎、ミュージシャンの宇多丸(ライムスター)、掟ポルシェ(ロマンポルシェ。)が登壇した。

トークでは多くの観客が事前に予想していた通り、司会で登場したはずの杉作が大暴走。本作に登場する男たちに触れ「休みの日に男と遊びたいか、女と遊びたいかってことですよね。そりゃ僕だって20歳ぐらいの時は男と遊びたかったですよ。それがある程度年齢がいくと女と遊びたくなるんですね」と真顔で語るも、掟の「じゃ、今はどちらと遊びたいですか?」の質問には「今はあの…エヴァンゲリオンの新しいパチンコが出るんで。綾波レイに会いたい」との返し。最後には宇多丸から「男とも女とも“絆”がないじゃん!」とツッコまれていた。

そんなグダグダの場を救ったのが宇多丸だった。トークショーの随所で「この映画は空間の活かし方が本当に素晴らしい」「同姓同士でキャッキャッ言ってる感じを出すために、あえて脚本を用意しなかったんじゃないか」「この映画って一般市民っていうか“他人”が出てこないんですよ。すべてが抽象化されてるんですよね」と作品を分析するも、「ジョニー・トー監督は『ギニーピッグ4 ピーターの悪魔の女医さん』みたいな映画は撮ってますか?」(掟)、「そう言えば、歌舞伎町にピータンのうまい店があるんですよ」(杉作)とふたりは完全に聞く耳なし。宇多丸も最後にはあきらめたのか「まじめな感想はラジオでしたので、ポッドキャストで聴いてください」と観客に呼びかけていた。

その後もトークは予定時間を大幅にオーバーしながら、とめどなく脱線。観客は次から次へと繰り出される危険なネタの数々に爆笑し通しだったが、宇多丸の「ま、『エグザイル…』の5人の男たちもいつもはこんな話をしてたと思いますよ」との言葉には納得してうなずいていた。最後に無理矢理、トークをしめるように杉作からフラれたふたりが「ジョニー・トー監督のほかの映画も日本に配給されるようになってほしい」(掟)、「この映画で評価が定着してジョニー・トーの映画がいっぱい観られるようになるとうれしい」(宇多丸)と観客にコメントしてイベントはお開きに。当日は雨にもかかわらず劇場は多くの観客が来場し、最後まで盛り上がりを見せる一夜となった。

『エグザイル/絆』
公開中

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