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小日向の“こだわり”に場内大爆笑。『重力ピエロ』完成披露試写会が開催
2009年01月21日 13時55分 [邦画]
(左から)森淳一監督、吉高由里子、岡田将生、加瀬亮、小日向文世、相沢友子

『アヒルと鴨のコインロッカー』『ゴールデンスランバー』などの作品で知られる作家・伊坂幸太郎のベストセラー小説を映画化した『重力ピエロ』が完成。20日、都内で披露試写会が行われ、主演を務めた加瀬亮のほか、岡田将生、吉高由里子、小日向文世と森淳一監督、企画・脚本の相沢友子が登壇した。

『重力ピエロ』は連続放火事件など犯罪行為とミステリアスな謎解きを通して、家族の絆を描く物語。企画・脚本の相沢は「この原作を初めて読んだ時に『これを映像にしたら伝わるものがあるだろうな』と思い続けてきたので、今日はうれしい気持ちでいっぱいです」とあいさつ。数々のヒット作を発表し、ファンの多い伊坂作品の映画化だけに「伊坂さんの小説は物語の流れや骨格よりも空気感が大切。脚本化する際は伊坂作品の空気感を損なわないように気を使いました」と語った。

人気作を映画化する重圧はキャスト陣も感じていたようで、主人公・泉水の弟・春を演じた岡田は「原作が好きだったのですが、実写化されるとガッカリしたりするじゃないですか。それを自分が(やることに)なっちゃったんで一生懸命がんばりました」とコメント。一方、「自分が原作を読んだ時の勝手な解釈が邪魔になることが多かったので、今回は読まずに演じました」という加瀬は作品について「すごく不思議なバランスで成り立っている脚本。弟の春と父が物語の中心だと思ったので、ふたりに寄りかかるように過ごしました」と語った。

物語は主人公・泉水と弟の春、そして彼らの父・正志の関係が深く描かれているが、父親役を務めた小日向は「どれだけリアルな親子を描けるか、現場で加瀬くん、岡田くんと心を通じ合えるかだけを考えてました」と撮影当時の思い出を語った後、急に「子供たちが若い時に微妙にカタチを変えたヅラを被るんですけど……それに結構こだわっていた」と熱弁。さらに「修正用テープで顔のシワをひっぱったんですね。すると『若いな俺って』と思って」と笑顔でコメントすると壇上と客席から大きな笑いがおこっていた。

『重力ピエロ』
5月23日(土)よりシネカノン有楽町より全国ロードショー
※4月25日(土)より宮城先行公開

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