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オダギリ ジョーと香港の名優アンソニー・ウォンが共演した映画『PLASTIC CITY プラスティック・シティ』の公開を前に、主演のオダギリ、アンソニー、ユー・リクウァイ監督が出席しての記者会見が3日、都内で行われた。
本作は、ブラジル生まれの日系人キリン(オダギリ)と彼の義理の父ユダを主人公に、闇社会で生きる者たちの姿を描くもの。約3か月に渡ってブラジル・ロケが敢行されたが、ユー監督は「この映画の舞台はブラジルでなければならなかった」とコメント。また「仕事でもない限りブラジルには行かないだろうと思いまして」(オダギリ)、「ブラジルに行くチャンスだと思った」(アンソニー)と語る通り、主演のふたりにとってもブラジルでの撮影は出演の大きな決め手となったようだ。しかし、遠く離れた地での撮影は困難も多かったようで、オダギリは「大変な撮影ばかりで、毎日がトラブルだらけ。今でに経験したことのないような苦しみと悲しみを経験しました」と撮影時を振り返ったが、アンソニーは「俺の友達は、ある映画の撮影が終わって精神科医に通うことなった。そう考えたら、ブラジルは悪い場所じゃなかったよ」とコメントし、会場の笑いを誘った。
劇中では義理の親子を演じるふたりだが、会見中も親子のような絶妙な掛け合いが展開され、オダギリが「ここだけの話なんですけど、アンソニーさん、今日カツラかぶってるんです。本気なのか冗談なのかわかんないんですよ」と笑顔で振ると、アンソニーは「このカツラは日本で買ったものだ。日本のカツラは世界一だ」と断言して会場は大爆笑に。「撮影の休みの日にアンソニーさんを誘って地元のフットサルチームと試合したんですけど、アンソニーさんが案外動けなくて」とのオダギリのツッコミにも、アンソニーは「試合までするとは思ってなかった。俺は一生サッカーはしない!」と笑顔で返す。その一方で「アンソニーさんは場をコントロールできる重要な役者」(オダギリ)、「もし彼のような息子がいたら僕は大儲けすることになるよ」(アンソニー)と、お互いを讃えあう場面も見られた。
『PLASTIC CITY プラスティック・シティ』
3月14日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿バルト9ほか全国順次公開
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