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映画ファンや関係者の熱い支持を受け、昨年復活を果たした「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」が今年も26日(木)から開催される。昨年の復活から1年。「映画祭の継続」をテーマにした今年は、小栗旬主演の『クローズ ZERO II』で幕を開け、10本の招待作品、映画ファンにはおなじみのオフシアター部門をはじめ、オールナイト上映や音楽イベントなど、さまざまなプログラムが予定されている。

招待作品の注目は本年度のアカデミー賞作品賞にノミネートされている『スラムドッグ＄ミリオネア』と『フロスト×ニクソン』。どちらも28日(土)に上映されるが、日本時間23日(月)午前に発表されるオスカー受賞結果によっては、受賞作品を日本で一番早く鑑賞できる機会となるかもしれない。また、オフシアター部門には未来の巨匠を目指す若手監督たちの作品がそろう。本部門には過去に『片腕マシンガール』の井口昇監督や『天然コケッコー』の山下敦弘監督の作品も出品されており、今年はどんな作品が飛び出すのか注目したいところだ。

もちろん、ファンタスティック映画祭ならではのプログラムの充実しており、27日(金)には『ノロイ』『グロテスク』で好評を博す白石晃士監督の新感覚ホラー『オカルト』が上映されるほか、翌28日(土)にはイタリア・ホラー界の巨匠ダリオ・アルジェント監督の最新作『サスペリア・テルザ 最後の魔女』が登場。会期中には音楽と映画のコラボイベント「ゆうばりロックフェスティバル」が開催されるなど、これまで以上にバラエティに富んだ5日間になりそうだ。

「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2009」
2月26日(木)〜3月2日(月)
ゆうばり市民会館など夕張市内会場で開催

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• 『クローズ ZERO II』特集