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映画監督の岩井俊二がプロデュースするアニメ『BATON』のキャストが5日、都内で行われた横浜開港150周年記念テーマイベント「開国博Y150」記者発表会で公表され、主演の市原隼人、上戸彩らが登場した。
『BATON』は、人間とロボットが共存する近未来の惑星を舞台に、人間の姿をしたロボット“アポロ”とロボットの姿をした人間“ミカル”が、密航者から入手した謎のOSによって事件に巻き込まれるという、1話20分・3部構成のSFファンタジー。市原らが演技した映像を特殊な技法でアニメ化しているのが特徴で、共演は大杉漣、ケイン・コスギ、ミムラ、藤原竜也、内藤剛志ら。監督は北村龍平が務める。
アニメのプロデュースは初めてという岩井は「実写をそのままアニメにできないかなと、ずっと前から模索していた。念願がかなってうれしい」と満足げに語り、「大学時代は横浜でお世話になった。この作品で少し恩返しができたかな」とコメント。北村監督も「『ゴジラ FINAL WARS』撮影時、横浜には散々迷惑をかけたから、僕も恩返しがしたかった」と話し、「彩とは『あずみ』以来だけど、いまだに“龍ちゃん”呼ばわり。市原君は人の話を全然聞かない。オレは一応、監督だから」と笑いをとった。
アポロを演じる市原は「アニメなのに、あったかみがあって人間くさい。ワイヤーでつられたりもしたけど楽しかった」と振り返り、宇宙服のような着ぐるみを着て撮影に臨んだミカル役の上戸は「暑くて、氷とアイスを替わりばんこに食べていた。(着ぐるみの中も)映るかもしれないということで、メークもばっちりだった」と苦労を明かしたが、「ドSな北村さんと久々に仕事ができて、ドMな私としてはうれしかった」と笑顔を見せた。
会見後には、6日に22歳の誕生日を迎える市原を、花束とケーキで祝福するサプライズも。市原は「最高ッス!」と満面の笑みを浮かべ、「オレなんかサンピンだし、知らないこともいっぱい。これからも自分をぶつけていきたい」と抱負を語った。
横浜開港150周年記念テーマイベント「開国博Y150」
4月28日(火)〜9月27日(日) 横浜・みなとみらい地区
※『BATON』は「開国博Y150」会期中に上映
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