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香川京子が“女優生活60年”を振り返る
2009年02月17日 09時50分 [映画祭]
『新東宝大全集』トークショーに出席した香川京子

1950〜64年までの14年間に900本以上もの作品を公開した映画会社「新東宝」の60周年を記念する特集上映「新東宝大全集〜60年60日60作品+α〜」の上映劇場で、14日、女優の香川京子がトークショーを行った。

1950年に新東宝の映画『窓から飛び出せ』で本格デビューを果たし、成瀬巳喜男、溝口健二、小津安二郎、黒澤明ら名監督の作品に次々と出演してきた香川は「新東宝が60年。私も女優をはじめて60年。共に歩んで来たんだなぁと感慨無量でございます」と笑顔で観客にあいさつ。「新東宝から(女優としてのキャリアを)スタートさせていただいて、幸せだったと思いますね。スタッフの方たちも生まれたての会社だったから気持ちがひとつになって『いい作品作ろう!』という気持ちがあって、会社の雰囲気がとても良かったんです」とデビュー当時を振り返った。

新東宝の作品には名監督たちだけでなく、田中絹代や、原節子、高峰秀子、池部良ら戦後映画史を代表する名優たちが多数参加しているが、香川は「いばったりする方がいなかったですね。普通に接してくださって、とっても家庭的な雰囲気でした。スタッフの方も優しかったですし、毎日が楽しくてしかたなかった」と思い出を語ると同時に「若い時代に優れた方々にお会いできたことが大変な宝だったんですね。先輩のお仕事を拝見して、いっぱい教えられました」と自身の女優生活を振り返った。

「新東宝大全集〜60年60日60作品+α〜」は新東宝の代表作全47本を上映する過去最大のレトロスペクティブで、『おかあさん』『銀座化粧』など香川の出演作も数多く上映される。

「新東宝大全集〜60年60日60作品+α〜」
4月3日(金)までシネマート六本木、シネマート新宿にて開催中

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