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ついに発表された第81回アカデミー賞、注目の俳優部門は主演男優賞に『ミルク』のショーン・ペン、主演女優賞に『愛を読むひと』のケイト・ウィンスレット、助演男優賞に『ダークナイト』のヒース・レジャー、助演女優賞に『それでも恋するバルセロナ』のペネロペ・クルスが受賞を果たした。今年はいずれの部門も過去にアカデミー受賞歴、ノミネート歴のある実力派俳優たちがそろう豪華な受賞結果となった。
本年度の俳優部門の話題は何といっても『ダークナイト』のジョーカー役で助演男優賞を受賞したヒース・レジャーだろう。2005年に『ブロークバック・マウンテン』で助演男優賞にノミネートされた実力派だが、『ダークナイト』のジョーカー役の圧倒的な演技は全米公開時より大きな話題を呼び、評論家や映画関係者だけでなく、映画ファンからも絶賛を集めてきた。残念ながら彼はこの世を去っており、授賞式に姿を見せることはなかったが、彼が数々の作品で見せた演技は、今後も繰り返しスクリーンによみがえり、映画ファンに愛され続けることだろう。
ショーン・ペンは過去に5度のノミネート経験があり、実在したゲイ活動家ハーヴェイ・ミルクに扮した『ミルク』で『ミスティック・リバー』に続いて2度目のオスカーを獲得。昨年は監督作『イントゥ・ザ・ワイルド』が高い評価を受けるなど、俳優以外の活動も好評を博しており、名実ともにアメリカ映画界を代表する映画人のひとりといってよいだろう。
ヒースと同じく過去に俳優部門にノミネートされながら、今回が初の受賞となったのが、主演女優賞に輝いたケイト・ウィンスレットと、助演女優賞を獲得したペネロペ・クルスだ。『いつか晴れた日に』以来、5度のノミネート経験を持つウィンスレットは、『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』と『愛を読むひと』でゴールデン・グローブ賞主演・助演女優賞をダブル受賞したほか、各映画賞を多数受賞し、6度目にしてオスカーをつかんだ。一方、ペネロペ・クルスは『ボルベール<帰郷>』で主演女優賞にノミネート以来、2度目のノミネートでオスカーを受賞。授賞式には白のドレスで登場し、うれし涙を見せながらスピーチする姿が印象的だった。
【主演男優賞】
ショーン・ペン『ミルク』
【主演女優賞】
ケイト・ウィンスレット『愛を読むひと』
【助演男優賞】
ヒース・レジャー『ダークナイト』
【助演女優賞】
ペネロペ・クルス『それでも恋するバルセロナ』
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