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雑誌「ぴあ」調査による2009年2月20日、21日公開の映画の満足度ランキングは、アンジェリーナ・ジョリー主演最新作『チェンジリング』がトップに輝いた。2位に落語家・柳家小三治に迫ったドキュメンタリー『小三治』、3位に大泉洋らTEAM NACSの5人が脚本と監督を務めた短編オムニバス映画『N43°』が入った。(映画満足度ランキング表)

1位の『チェンジリング』はクリント・イーストウッド監督が実話を基に、見知らぬ子を“失踪した息子”として押しつけられてしまった母親の受難を描く衝撃作。米映画界を代表する映画作家のひとりであるイーストウッド監督の新作だけに「イーストウッドは『これが最高傑作！』と思っても、次の作品がその上を行っている」「ストーリーが充実していて最後まで目が離せない」「役者の演技の引き出し方、カメラ、音楽などイーストウッド監督の演出が素晴らしい」など幅広い年齢層の観客から絶賛が寄せられた。また、主演のアンジェリーナ・ジョリーの演技はもちろん、ジョリー演じる主人公を助ける神父を演じたジョン・マルコヴィッチの演技を評価する声も多く聞かれた。

2位の『小三治』は、カメラ嫌いを公言し、寄席や落語会を舞台に活動する落語家・柳家小三治の姿をカメラがとらえた貴重な作品。上映劇場となったポレポレ東中野には初日から多数の観客が詰めかけ「小三治師匠の日々、努力を重ねる姿が胸に残った」「落語家としてだけでなく、小三治さんの人間性にも迫っていて感動した」「当代随一の話術を持つ小三治さんの“話し方”が学べる作品」などの声が寄せられ、高い満足度を獲得した。

その他、2月20日、21日からはウィル・スミス主演最新作『7つの贈り物』や、北乃きい、岡田将生主演の青春ストーリー『ハルフウェイ』などが公開されている。

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(本ランキングは、2009年2月20日(金)、21日(土)に公開された新作映画10本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)

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