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人気海外ドラマ『LOST』や昨年ヒットした映画『クローバーフィールド/HAKAISHA』などを製作し、日本をはじめ世界中で人気を集めるクリエイター、J.J.エイブラムス監督の最新作『スター・トレック』の最新映像が日本に到着。27日、エイブラムス監督自ら、日本のマスコミや関係者向けにプレゼンテーションを行った。
『スター・トレック』は、1966年のTVドラマ放映開始以来、5本のテレビシリーズ、10本の映画が製作された人気SF作品。エイブラムス監督は、この過去シリーズの最新作としてではなく、オリジナルのTVシリーズからその精神を受け継ぎ、“今の時代にふさわしいスター・トレック”として再構築。その結果、最新のVFXを駆使した臨場感あふれる映像と、登場人物に引き込まれる人間ドラマの両方が成立した。
エイブラムス監督は「『スター・トレック』の精神は絶対に変えたくないが、今の時代にふさわしいものにしたい。内面から外面に表れる人間性と、予想をはるかに超えたILMによるビジュアルエフェクトが誕生した。だが、どんなに映像が目新しくても、観客はその目新しさを感じない。どんなにスペクタクルでも、感情的なものがなければうまくいかない。どんな人物がいるのか、その人間性を描くことに苦心している」と語り、「現代には楽観的でポジティブなものが必要。SFというジャンルだが、未来を楽観的に考え、人類が一丸となる姿を描いた」と本作に込めた思いを述べた。
この日は、エイブラムス監督とともに、主人公のジェームズ・T・カークを演じる俳優のクリス・パインと、主人公を支えるウフーラを演じる女優のゾーイ・サルダナも登壇。エイブラムス監督は「脚本も大切だが、キャストも重要。ジェームズ・T・カークはスターであり、いずれ船長になる存在。そこに、未来のスターとなりうるクリスをキャスティングできたことは非常にうれしい」と笑顔でコメントした。
「往年のファンはもちろん、ファンでない人も楽しめる。未来のファンのために作った」と語るエイブラムス監督。見ている側が、まるで宇宙にいるような気分になり、大興奮できるその映像は期待大だ。
『スター・トレック』
5月29日(金)より、丸の内ルーブルほか全国ロードショー
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