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『おくりびと』の滝田洋二郎監督の最新作はこだわりの魚が主役!?
2009年03月04日 12時20分 [邦画]
(左前より)土屋太鳳、須賀健太、香椎由宇、滝田洋二郎監督、the generousのふたり、塚本高史、渡瀬恒彦、原作者の矢口高雄

第81回アカデミー賞で見事、外国語映画賞に輝いた『おくりびと』の滝田洋二郎監督の最新作『釣りキチ三平』の完成披露試写会が3日、都内で行われた。舞台あいさつには、滝田監督のほか、出演者たちが登壇し、主題歌を手掛けたthe generousも応援に駆けつけた。

週刊少年マガジンで1973年から10年間連載され、今なお絶大な人気を誇る伝説の釣り漫画『釣りキチ三平』を映画化。壮大な秋田の大自然を舞台に、天才釣り少年・三平が伝説の巨大魚を追い求める冒険物語。そこで描かれるのは、人と人とのつながりや家族のきずなといった心温まる内容になっている。

三平役を演じるのは、原作の矢口高雄からも「この映画は彼の笑顔がすべてといって過言ではないくらいイメージ通り」とお墨付きをもらった須賀健太。須賀は役作りのために撮影の半年前から釣りの練習をしてきたそうで、「原作のファンの方にも納得してもらえるように心がけた釣りのポーズをぜひ見てもらいたい」とアピールした。共演の渡瀬恒彦から何に対しても飲み込みの早い須賀について「彼には釣りも秋田の方言もかなわない。余裕がある須賀は私によくちょっかいをかけてきたので時々しめました(笑)」と語られると、三平の姉を演じた香椎由宇からも「撮影の合間は塚本(高史)さんと鬼ごっこをするなど、あまりにも活発でこんな弟がいたら大変です(笑)」と三平少年同様、須賀の元気いっぱいな様子を語っていた。

前作のアカデミー賞受賞で国内外から高い評価を受ける監督だが、観客を目の前に舞台に立つ心境を「まな板の鯉」とコメント。「『おくりびと』ではご遺体役に『動くな』としつこく言っていたけれど、今回はお魚が主役でピチピチ感が必要だったので“動け!動け!”とひたすらおいしそうな魚を追い求めていた(笑)」と本作に対するこだわりを語った。

『釣りキチ三平』
3月20日(金・祝)より丸の内TOEI1ほか全国ロードショー

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