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雑誌「ぴあ」調査による2009年3月7日公開の映画の満足度ランキングは、春休み恒例の人気シリーズ最新作『映画ドラえもん　新・のび太の宇宙開拓史』が昨年の『…のび太と緑の巨人伝』に続いて2作連続でトップに輝いた。2位に人気バンドU2のステージをデジタル3D映像で記録した『U23D』、3位に世界最大ダムの建設が進む長江で暮らす女性を追ったドキュメンタリー『長江にいきる　秉愛(ビンアイ)の物語』が入った。(映画満足度ランキング表)

1位の『映画ドラえもん　新・のび太の宇宙開拓史』は1981年に公開された『のび太の宇宙開拓史』を基に新キャスト・スタッフで描いた作品。劇場はドラえもん好きの子どもたちであふれ、上映後には「のび太くんのかっこいいところが好き」「TVアニメより迫力がある」などの感想が次々と寄せられた。また、大人の観客の評価が高いのもドラえもん映画の特徴で、本作も「映像がきめ細やかになっているし、音楽演出が効果的」など高評価が多数寄せられた。

2位の『U23D』は先ごろU2の最新アルバムも発売され、絶好のタイミングでの公開となった。「ファンの気持ちを裏切らない選曲で、プレイは臨場感がある」「いつも観ているステージがこんなに近くで楽しめるなんて」「映画とは思えない。まるでライブに行っているよう」など、上映後の観客の評価は非常に高く、満足度のポイントわずか0.1点差での2位を記録した。毎ステージ、チケット入手が困難なアーティストの公演を収めた作品だけに、今後、多くの観客が足を運ぶことが予想される。

その他、3月7日からは人気TVアニメを実写化した『ヤッターマン』や写真家・操上和美が宮沢りえを主演に迎え、初の映画監督に挑んだ『ゼラチンシルバーLOVE』などが公開されている。

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(本ランキングは、2009年3月7日(土)に公開された新作映画13本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)

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