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「泣きそうです」木村祐一、初監督作披露に感無量
2009年03月09日 20時25分 [邦画]
感無量の表情であいさつする木村祐一監督

お笑い芸人、構成作家、料理人など“日本一多芸な男”と言われている木村祐一が初の長編映画監督に挑んだ『ニセ札』の特別試写会が9日、都内で行われた。

舞台あいさつ前にマスコミの囲み取材を受けた木村監督は、初監督に挑戦することになった経緯について「プロデューサーさんからオファーを受けまして」と説明した後に「まぁ、外部発注ですんで。僕もよくソバ屋で『チャーハン作ってくれ』とか言うんですけど、そういう“裏メニュー的”なね」と照れながらコメント。しかし、主演の倍賞美津子は「撮影が進んでいくうちに監督らしくなってきた」と木村監督の手腕を高く評価した。

多くのスタッフ・キャストが木村監督の撮影現場での判断の的確さ・早さに驚いたようだが、木村監督は「あんまりにも撮影が早く終わったんで、スタッフがレンタカー借りて(撮影場所の京都から大阪の)ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに遊びに行った」と撮影時を振り返ると報道陣から大きな笑いが。木村監督は「アカデミー賞で『ニセサツー!』って発表されていたいですね」とジョークを飛ばしながらも「他の映画監督はいっつも難しそうな顔してますけど、あれ、楽しいのを隠してるだけとちゃいますか。それぐらい毎日楽しかった」と笑顔を見せた。

その後、行われた舞台あいさつでは会場にギッシリと集まった観客を前に木村監督は、先ほどの笑顔とは一転し「さっきからASKAが歌う主題歌の『あなたが泣くことはない』が流れていますが…泣きそうです。本当にうれしいです」と感無量の表情。あいさつ後に観客に向かって深く頭を下げると客席から大きな拍手がわき起こった。一方、インパルスの板倉俊之は「撮影の初日が倍賞さんに抱きつくシーンだったんですよ。僕の初の“濡れ場”です」とあいさつし、しっかりと笑いをとっていた。

映画『ニセ札』は戦後間もない昭和25年を舞台に、山梨県の小さな村で起こった実在のニセ札偽造事件を基に描くエンターテインメント・ムービー。

『ニセ札』
4月11日(土)よりテアトル新宿、シネカノン有楽町2丁目ほかで公開

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