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エストニアの日本初公開作38本、ラピュタのアニフェスで上映!
2009年03月10日 09時55分 [映画祭]
第9回阿佐ヶ谷アニメフェスで上映予定の『カール・アンド・マリリン』,(C) EESTI JOONIS FILM

毎年、新たなアニメの楽しさを届けてくれる「ラピュタアニメーションフェスティバル」。15日(日)より開催される第9回では、人口約140万人ほどの小さな国、エストニアのアニメを特集する。

国からアニメ作りの補助を受け、50年もの歴史を持つ立体アニメーションスタジオや、若手の活躍が目覚しい平面アニメーションスタジオが優れた作品を作り出し、国外でも高い評価を得ているエストニア。そんなアニメ文化が根づいているエストニアのアニメを特集することになったのは、昨年、広島で行われた「国際アニメーションフェスティバル」にて、本実行委員長の才谷遼氏がエストニアのアニメーション作家ラオ・ヘイドメッツ氏と出会ったのがきっかけだ。「アニメ作家たちが“作りたい作品”を追求できる」というエストニアのアニメ文化に感銘を受けた才谷氏は現地まで飛び、この度、日本初公開の全38作品が公開されることとなった。

もちろん、日本でこれだけのエストニアアニメが紹介されるのは初めてのこと。色を極端に排除したものや、カラフルなアニメーション、不条理な物語や痛烈に社会風刺をするもの、シニカルでユーモアあふれる作品、かわいらしい人形キャラクターが繰り広げる大冒険を描く作品など、イマジネーションをかき立てる作品を厳選。50年〜80年代の「レトロスペクティブ」プログラムや、2008年作品を含む「最新作品集」では、エストニアのアニメ史を知ることができる。また、巨匠プリート・パルンの作品集に加え、夫人のオルガ・パルンと共同制作した最新作『ガブリエラ・フェッリのいない生活』など貴重な作品も上映される。また、期間中、ザムザ阿佐谷やワカサカ/アート・アニメーションのちいさな学校では、アニメーション作家、杉井ギザブロー氏のトークショーや、真賀里文子氏によるワークショップなど、日本アニメーションの魅力を探ることのできるイベントも開催される予定だ。

日本ではまだなじみのないエストニアアニメ。本フェスティバルで、歴史あるアニメの魅力を発見できるに違いない。

「第9回ラピュタアニメーションフェスティバル」
3月15日(日)〜4月11日(土)
東京・ラピュタ阿佐ヶ谷ほかにて開催

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