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週末、全米で二人に一人が鑑賞！　『ウォッチメン』大ヒット中
2009年03月11日 19時02分 [洋画]
(c) 2008 PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.

全米で6日から公開された映画『ウォッチメン』が、週末の3日間で5565万ドル（約54億円）を達成、R指定作品にも関わらず、ボックスオフィス（週末3日間の興行収入）の総合計のうち約50％が『ウォッチメン』という結果となり、二人に一人が鑑賞した結果となった。

本作は、1986年から87年にかけて発表されたアメコミのバイブル的作品で、グラフィックノベルの最高峰とも言われる『ウォッチメン』の映画化。これまで、テリー・ギリアムやダーレン・アロノフスキー、ポール・グリーングラスといった監督たちが映画化を試むも、「映像化は不可能」と言われてきた。しかし今回、『300<スリーハンドレッド>』を手掛けたザック・スナイダー監督の手によって、原作に忠実な映画『ウォッチメン』が誕生した。

本作が描いているのは、スーパーヒーローの持つ苦悩や葛藤。1985年、ニクソン大統領が3期目も就任した架空のアメリカを舞台に、歴史的な事件に関わってきたヒーローたちが何者かに暗殺される事件が勃発。その陰にある陰謀を探るというストーリー。

世界各国でも同時公開され、イギリス、ロシア、イタリア、オーストラリア、韓国、ブラジル、メキシコ、オランダ他でNo.1のスタートを切った本作。昨年から洋画不況と言われる日本だが、2009年は『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』や『チェンジリング』といった洋画が興行収入上位にランクインしている。28日（土）から公開が始まる日本でも大ヒットなるか注目したいところだ。

『ウォッチメン』
3月28日（土）公開

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