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『アイデン&ティティ』に続いて、みうらじゅんの原作を田口トモロヲ監督が映画化した『色即ぜねれいしょん』の完成披露試写会が20日、都内で行われ、みうら、田口監督をはじめ、主演の渡辺大知、堀ちえみ、リリー・フランキー、峯田和伸、臼田あさ美が登壇した。
『色即ぜねれいしょん』は、平凡で退屈でモンモンとした日々を過ごす冴えない男子高校生が“ある目的”を果たすために旅に出ることで、様々な出会いと別れを経験する姿を描いたみうらの半自伝的な作品。
5年ぶりの監督作となる田口監督は「親友のみうらさんの作品を2度も監督することになるとは夢にも思ってなかったです。友達の作品であるがゆえに緊張して撮影に臨みました」とコメント。みうらは「今回は『アイデン&ティティ』より前の話になります。で、今、浪人時代の話を小説に書いてますのでいつかトモロヲさんが撮らなきゃならないことになると思います」と語り、田口監督に少々気の早い“3作目のオファー”を出して観客を笑わせた。
今回、みうらの分身である主人公を演じた渡辺は、人気バンド・黒猫チェルシーのボーカルとして活躍しているが、映画は本作が初出演。渡辺は緊張しているのか「とにかくがんばって撮影して、いい思い出をたくさん作ったんで、た、楽しんでください」とたどたどしくコメント。しかし、登壇者たちは「自分の子を見ていても、大知のことを思い出すことがある」(堀)、「夕焼けに感動して泣くぐらい心のキレイな子」(リリー)、「顔が自分の高校時代にそっくりなんで、不思議な気持ちになった」(みうら)と渡辺を絶賛した。
ちなみに田口監督が渡辺を起用した理由は「文化系で、ウジウジしていて、“童貞マインド”をキープ・オンしているところ」とのこと。冴えない青春を送る主人公を描いた本作をみうらは「ま、“文科系の『クローズZERO』”みたいなもんですよね」とコメント。田口監督は「そのフレーズ、いただきました」と笑顔を見せつつ、「今までの青春映画が“こぼしてきたもの”が全部入った映画です」と観客に作品をPRした。
『色即ぜねれいしょん』
8月、シネセゾン渋谷、新宿バルト9ほか全国ロードショー
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