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『劔岳 点の記』69歳の木村大作監督、2万キロの旅を終えるも「まだ旅の途中」
2009年04月28日 09時55分 [邦画]
キャンペーンカーの前に立つ(左から)橋本一郎、仲村トオル、浅野忠信、全国キャンペーンから戻った木村大作監督

日本地図完成のために前人未到の山、劔岳山頂に命懸けで挑んだ測量隊の勇姿を描いた大作『劔岳 点の記』のPRイベント「木村大作戦 47都道府県グランドフィナーレ」が27日、都内で行われた。

本作をひとりでも多くの人に知ってほしい、との想いから自家用車をキャンペーンカーに装飾し、自らのハンドルで全国キャンペーンを行った木村大作監督。1月27日に富山から始まったキャンペーンがついにこの日、東京でフィナーレを迎えた。2万キロにも及ぶ旅を終えた木村監督を出迎えるべく、会場には主演の浅野忠信をはじめ、仲村トオル、橋本一郎が登場。木村監督の乗った赤いキャンペーンカー・劔岳号が会場に姿を見せると、壇上のキャスト陣だけでなく、会場に集まったギャラリーからも大きな拍手が起こった。

劔岳号から降りた木村監督は「まだ公開まで2か月もありますから。まだまだ旅の途中です」と余裕のコメント。さらに「全国を回って、多くの女性の方から『こんなにも凛々しい男たちが出てくる映画は女性こそ観るべきだ』と言われた。男性向けの映画のように思われてるかもしれませんが、女性の方にも観てほしい」と熱くPRした。

続いて行われた報告会見でも、木村監督の熱弁はさらにヒートアップ。「オレを年寄り扱いするな! 今回、一番信用できるのは自分だったし、自分で運転してる方が神経を使わない」とキャンペーンを振り返るも、「撮影現場では一度も疲れたことはないけど、今回はハードでしたねぇ。夜はアッという間に寝てました」と苦労を語った。そんな木村監督に浅野は「撮影中から監督は『全国を回る』とおっしゃっていて。最初は冗談かと思ったんですけど、実際に出発された時には心配になりましたね」とコメント。仲村は「キャンペーンカーに自分の名前が書いてあった時は少し恥ずかしかったです」と語り、木村監督を笑わせていた。

『劔岳…』が初監督作となる木村監督は「“ただ一度の監督作”と言ってますけど、こうして映画ができて、いろいろと回ってると…欲が出てきますわ」と語り、周囲を笑わせながらも「この後も講演はあるし、若い人にもこの映画のことを知ってほしいし。公開日までは休む間もありませんよ」とさらに続く“旅”を前に気合を入れ直していた。

『劔岳 点の記』
6月20日(土)より全国ロードショー

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