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キャストの代替わりも人気の秘密。“テニミュ”4代目青学キャストのラストライブが開催
2009年05月07日 17時00分 [ミュージカル・ショー]
ミュージカル「テニスの王子様」コンサート Dream Live 6thより
ミュージカル「テニスの王子様」コンサート Dream Live 6thより (c)許斐 剛/集英社・NAS・テニスの王子様プロジェクト (c)許斐 剛/集英社・マーベラスエンターテイメント・ネルケプラ

ミュージカル「テニスの王子様」コンサート Dream Live 6thが5月2日、東京体育館で幕を開けた。このコンサートをもって、青学(せいがく)4代目がいよいよ卒業となる注目公演だ。

2003年の公演以来、動員累計は72万人以上という今や演劇界屈指の人気シリーズとなった“テニミュ”。テニスの名門・青春学園(通称“青学”)中等部のテニス部に所属する主人公・越前リョーマが、仲間との関わりや試合の中で成長していく姿を描いた同名マンガを原作に、ストーリーの面白さとキャラクター・俳優の魅力、ミュージカルのカタルシスを見事に融合させた舞台だ。

テニミュではもはや恒例となったライブ(通称“ドリライ”)も今回で6回目。これまでの公演で歌われたナンバーを、名場面やパロディ、映像なども交えつつノンストップで堪能できる、まさにDREAM LIVE。ライバル校の面々は全国大会で再び死闘を繰り広げた氷帝や、テニミュ史上最もお笑い要素が強い作品となった四天宝寺のメンバーが出演とあって、感動あり、笑いありのメリハリの効いた構成になっている。特に四天宝寺メンバーのはじけっぷりはドリライならではのお祭りムード。 また、主役校キャストが代替わりしていくというのがテニミュ最大の特徴だが、比嘉・立海・山吹・不動峰のゲスト校軍団も勢揃いし、今回のライブを最後にテニミュを卒業する青学4代目のラストステージへ華を添えている。

前回同様今回のステージも、会場の中央に花道とエプロンステージを儲け、正面のメインステージとつなぐ構造。時に歌い、時に踊りながら、キャストたちは花道を駆け抜けてゆく。これまでは正面から観ていた彼らの演技や歌を、いつもとは違った角度から観ることができるのもドリライの楽しさだ。

これまでの全国ツアーや初の台湾・韓国公演、5代目とのダブルキャストなどかつてない試みを乗り越えてきた青学4代目のメンバー。越前リョーマ役の阪本奨悟を始め青学4代目は、この1年半でめきめきと実力をつけていった。会場中央のエプロンステージにスポットライトを浴びて立つその姿は、もはや巨大な東京体育館の空間に負けない存在感。キャストたちの成長を目の当たりに出来るのもテニミュの醍醐味だが、別れを惜しむように1曲1曲をかみしめて歌う彼らの姿は、ファンならずとも胸にせまる。そんな4代目の勇姿もあとわずか、ぜひその目に焼き付けてほしい。

公演はこの5月9日(土)・10日(日)にワールド記念ホール(神戸ポートアイランドホール)にて行われる。そしてミュージカル「テニスの王子様」The Final Match 立海 First feat. 四天宝寺の上演も決定した。原作通りに進んできたテニミュも、全国大会決勝戦といよいよ大詰め。クライマックスを劇場で体感しにいこう。

(取材・文:川口有紀)

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