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伊坂幸太郎の人気小説を映画化した『重力ピエロ』のダブルミリオン祈願会見が18日、都内で行われ、加瀬亮、岡田将生、吉高由里子が登壇した。

原作小説の売り上げが107万部を突破し、先行公開中の宮城でもヒットを記録していることから「映画も動員100万人を突破し、原作と合わせてダブルミリオンを！」との想いで行われた本会見。加瀬は「映画がみなさんに受け入れてもらえるのかドキドキします」とプレッシャーを感じつつも「ここまでいろんな人たちの協力を得て、やれることはすべてやりました」と映画の完成度に自信を見せる。これまで数々のPR活動をしてきた岡田も「びっくりするぐらい多くの方に映画を観ていただけたのでうれしい」とキャンペーン活動を振り返り、吉高も「キャンペーンって楽しいですね」と笑顔を見せた。

仙台で起きた連続放火事件と、壁に残された謎のグラフィック・アートの謎に挑む兄弟の物語を主軸に、家族や兄弟のきずなを描く本作。岡田が加瀬の弟役を演じたことについて「加瀬さんは優しいので、一緒に演じていて勉強になったし、うれしかったです」と撮影を振り返ると、加瀬は照れながら「僕には実際に弟がいるんですけど、この話を聞かれたら首を横に振られると思います」とコメント。撮影中も加瀬と岡田は兄弟のように仲が良かったようで、加瀬が、撮影後に一緒に仙台名物の牛タンを食べに出かけたというエピソードを披露すると、一緒に行けなかった吉高が、少しいじけた表情で「私はひとりで伊達政宗の像を観に行ってました」とコメントし、報道陣から笑いを誘っていた。

『重力ピエロ』
宮城にて先行公開中
5月23日(土)より全国ロードショー

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