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河瀬直美監督、ゆかりの深いカンヌで功労賞受賞【カンヌ映画祭レポート】
2009年05月18日 15時46分 [映画祭]
授賞式での河瀬直美監督(c) Jean-Louis TORNATO

1997年、史上最年少でカメラドール(新人監督賞)、2007年には『殯(もがり)の森』で最高賞のパルムドールに次ぐグランプリを受賞した河瀬直美監督が、カンヌ映画祭の並行部門である監督週間において功労賞を受賞した。

この賞はかつてクリント・イーストウッドやナンニ・モレッティ、ジム・ジャームッシュなどが受賞している名誉ある賞。日本人監督として、また女性監督として初の受賞となった。

監督週間のオープニングに併せて行われた授賞式に登壇した河瀬監督は、「12年前にカメラドールを受賞したときに、明日からは賞のことは忘れて新しい映画を作ることを考えなさいとアドバイスされたことを思い出しました。これからも初心を忘れずに映画を作っていきたい」と挨拶した。この日は、河瀬監督の受賞を記念して、2000年に発表された『火垂(ほたる)』の2009年バージョンが上映された。なお、今年の監督週間には諏訪敦彦監督とフランス人俳優イポリット・ジラルドの共同監督による『ユキとニナ』が上映された。

取材・文:平井伊都子
撮影:若山和子/Jean-Louis TORNATO

■第62回カンヌ国際映画祭
5月13日〜5月24日まで開催

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