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雑誌「ぴあ」調査による2009年5月15日、16日公開の映画の満足度ランキングは、岡田准一、麻生久美子主演のラブ・ストーリー『おと・な・り』がトップに輝いた。2位に『ハイスクール・ミュージカル』でブレイクを果たした人気俳優ザック・エフロンの主演最新作『セブンティーン・アゲイン』、3位に中村雅俊、原田美枝子ら熟練のキャストを迎え、大人の人間ドラマを描いた感動作『60歳のラブレター』が入った。(映画満足度ランキング表)

1位の『おと・な・り』は、アパートの隣の部屋に住む男女が、壁から聞こえてくる生活音を通じて惹かれあっていくラブ・ストーリー。上映劇場の恵比寿ガーデンシネマでは早朝から5500人ものファンが行列を作るほどの人気で、「音にこだわった演出が素晴らしく、人間模様をあたたかく描いている」「日常の一場面を切り取った素朴な演出が印象的」「なかなか出会えない主人公にじれったい想いをする人もいるかも。でも、それがこの映画の魅力だと思う」など、熱いコメントが次々と寄せられた。初日は舞台あいさつが行われたこともあり、岡田准一のファンが多く詰め掛けたと予想されるが、出口調査では麻生久美子の演技について高く評価する声も多く聞かれた。

今週から、舞台やライヴ・コンサートの模様を映画館で上映する作品についても満足度調査を開始している。ゲキ×シネ『五右衛門ロック』は劇団☆新感線が昨夏に行った公演の様子を記録したもの。「舞台のチケットが取れなかったので映画になってうれしい！」という声もあれば「舞台を6回観たが、映画館で観ると役者の細かい表情までハッキリ見えるので新鮮」などの声も寄せられ、満足度95.5点という高い記録をたたき出している。また、アメリカの人気アイドルマイリー・サイラスのコンサート・フィルム『ハンナ・モンタナ／ザ・コンサート3D』にも多くのファンが詰め掛け「コンサートだけでなくバックステージの映像が観れて楽しかった」「3D映像なので圧倒的な臨場感で楽しめた」など好評が寄せられている。

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(本ランキングは、2009年5月15日(金)、16日(土)に公開された新作映画11本(参考作品2本を含む)を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)

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• 『セブンティーン・アゲイン』 ザック・エフロン インタビュー
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• 『セブンティーン・アゲイン』 作品情報&予告編
• 『60歳のラブレター』 作品情報