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カンヌに雪が! 『クリスマス・キャロル』華やかに登場【カンヌ映画祭レポート】
2009年05月20日 10時00分 [映画祭]
(左から)ロバート・ゼメキス監督、レスリー・ゼメキス、ジェニー・マッカーシー、ジム・キャリー

晴天下、気温25度のカンヌに雪?

この冬全世界で公開になるディズニーの3D映画『Disney's クリスマス・キャロル』のイベントで、不思議な光景がお目見えした。フランス時間18日、ビーチ沿いの大通りクロワゼットの一角が遮断され、まるでひと昔前のイギリスのような雰囲気に様変わり。好奇心満々の一般人が詰め寄る中、『Disney's クリスマス・キャロル』主演のジム・キャリーや、助演のコリン・ファース、監督のロバート・ゼメキスが登場した。

その華やかかつユニークなレッドカーペットの後に行われたプレス向けイベントでは、世界初公開の5、6分ほどのフッテージが上映され、監督とキャストがマスコミの質問に答えた。『ポーラー・エクスプレス』『ベオウルフ/呪われし勇者』などを作り、モーションキャプチャー・テクノロジーの先駆者的存在でもあるゼメキス監督は、今回再び、とんでもなく進化した技術で見る者を驚かせてくれる。モーションキャプチャーとは、俳優たちが顔や体に無数のチップを取り付け、その動きをコンピュータに取り込んで、その上にCG作業を施すもの。そのおかげもあり、キャリーは今回、主役のスクルージをいくつかの違った年齢で演じるほか、3人の幽霊の役もこなす。

モーションキャプチャーを初体験したことについて、キャリーは「想像力を普段以上に働かせなければならないからとても大変。その一方で、(照明などセッティングが不要なため)待ち時間がなかったりもして、撮影がすばやく終わるので、楽でもある」と語り、出演時間があまりないファースは、「体をスキャンされ、型取りをされて、写真を撮られてという時間があって奇妙だったね」と笑いながらも「でもそこを終えれば、カメラの位置も気にせずのびのびと演技ができるので、むしろ純粋な演技体験になったよ」と述べた。日本公開は11月。

『Disney's クリスマス・キャロル』11月より全国にて公開

取材・文:猿渡由紀
撮影:若山和子/Jean-Louis TORNATO

■第62回カンヌ国際映画祭
5月13日〜5月24日まで開催

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