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デヴィ夫人が“植木鉢騒動”で激励を受ける
2009年05月20日 19時45分 [洋画]
米50キロを寄付したデヴィ夫人

タレントのデヴィ夫人が20日、都内で行われた映画『路上のソリスト』の特別試写会にゲストで登場した。

映画は、2本の弦で美しい音色を奏でる路上暮らしの天才音楽家（ジェイミー・フォックス）と、それを記事にした記者（ロバート・ダウニーJr.）との交流を描いた感動の実話。

主演のフォックスが同作の出演をきっかけに、家庭などで余った食糧を持ち寄って必要とする個人や団体に寄付する活動「フードドライブ」を始めたことから、この日の試写会では、参加条件として寄付食糧を持参することを求めた。デヴィ夫人もその趣旨に賛同し、米50キロを持参。セカンドハーベスト・ジャパンを通じて寄付した。

映画の感想を求められたデヴィ夫人は「ふたりの男性の友情に感動した。家も家族も仕事もない（音楽家の）彼を支えているのは、大好きな音楽だけ。心に何か信じるものを持っていれば、強く生きていけるんですね」と熱くコメント。「それなのに、今の日本はひどい。母親が我が子を餓死させるとか虐待するとか考えられない」と嘆いた。

先月、自宅前で右翼団体の街宣車に植木鉢を投げつける騒動を起こしたことについて、デヴィ夫人は「報道後1時間で、私のブログに168件の激励コメントを頂いた。『正義のために戦ってください！』って。頂いたコメントを印刷するのに、3時間くらいかかりましたよ」と笑顔で語っていた。

『路上のソリスト』
5月30日（土）より、TOHOシネマズ シャンテほか全国順次ロードショー

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