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役所広司、初監督作公開前に“カエルたち”に謝罪?
2009年05月29日 20時40分 [邦画]
都内で行われたサイン&握手会に登場した役所広司監督

役所広司が初監督を務めた『ガマの油』が6月6日(土)より公開されるのを前に、著書『映画「ガマの油」オフィシャルブック 監督の油』の発売を記念したサイン&握手会を29日、都内で行った。

『…監督の油』は、映画『ガマの油』製作の裏話を収録したメイキングドキュメント本。役所監督自らが撮影前に書き上げた画コンテがラストシーンまですべて収録されているが、イベント前に行われた会見で役所監督は「いやぁ、これをみなさんの前に(画コンテを)出すことなるとは思ってもみませんでした」と照れ笑いを見せ、「スケッチブック5冊分は書きました。書いていると上達してくるので、最初の方を直したりしましたね」とこだわりを見せた。

本書は意外にも役所監督にとって初の著書となるが、本の内容については「これから映画を撮りたいと思っている人や、映画に出演したいと思っている人に読んでもらって、『こんな男でも映画が撮れるのか』と勇気をもってチャレンジしてもらえたらうれしい」とコメントし、「今回の体験を基に、再び映画監督にチャレンジしたい」と自身の監督再挑戦にも意欲を見せた。

記者から映画のタイトルにちなんで「カエルに関する思い出は?」と質問された役所監督は「子供の頃はずっとカエルと遊んでましたねぇ」と笑顔を見せるも、「こんなことを言っていいのかどうか…カエルに相当ヒドいイタズラをしまして」と子供時代の悪行を告白。「カエルには本当に悪いことをしました。この映画を撮ったことでカエルに懺悔(ざんげ)できれば」とコメントすると、集まった報道陣とファンから笑いが起こっていた。

『映画「ガマの油」オフィシャルブック 監督の油』
役所広司・著
ポプラ社/1260円(税込)

『小説 ガマの油』
うらら・著
ポプラ社/1365円(税込)

『ガマの油』
6月6日(土)より丸の内TOEI2ほか全国ロードショー

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