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木村大作監督 浅野忠信には厳しく、宮崎あおいにはデレデレ
2009年06月02日 16時40分 [邦画]
試写会舞台あいさつに登壇した(左から)木村大作監督、宮崎あおい、松田龍平、浅野忠信、香川照之、仲村トオル、小澤征悦

北アルプス・劔岳を舞台にした映画『劔岳 点の記』の完成披露会見と試写会が1日、都内で行われ、主演の浅野忠信、香川照之、松田龍平、仲村トオル、小澤征悦、そして今作で初メガホンを取った名カメラマンの木村大作監督が出席した。

映画は、新田次郎の実話に基づく同名小説を原作に、日本地図完成のため、前人未到の劔岳の測量に挑んだ男たちの物語。CGは一切使わず、スタッフとキャストは、山にこもりながら撮影を行った。

陸軍の測量手・柴崎芳太郎役の浅野は「2年にわたって過酷な思いをして作り上げた映画。僕は登山をしたことがなかったので、監督にしがみついて撮影を乗り切りました」としみじみ。山の案内人・宇治長次郎役の香川は「つらかったことなら1週間は語れる。一番思い出に残っているのは、(山中を)9時間歩いて(やっと)2カット撮れたこと」と語り、木村監督が「100年前は(山中を)27か所行ったのに、我々は22か所しか行けなかった。(撮影期間が)もう1年あれば、あと5か所行けたのに」と嘆くと、浅野は「でも僕らは(撮影の都合で)22か所×2は行ってますからね」と苦笑いした。

その後行われた試写会には、柴崎の妻を演じた宮崎あおいも登場。宮崎は「私の撮影は3日間だけだったけど、監督の現場を経験できたことは大きな財産でした」とコメント。会見では、浅野をはじめとする男性キャスト陣が「監督は厳しい」と漏らしていたが、宮崎は「(監督は)すごく優しかった」と笑顔。「宮崎さんのつぶらな瞳でジッと見つめられるとドキドキして…」とデレデレの木村監督に、浅野は「宮崎さんが(クランク)アップの日、監督はひげをそってきた。普段はボーボーで、『身だしなみなんかどうでもいい』と言っている人なのに」とツッコんでいた。

『劔岳 点の記』
6月20日(土)全国東映系ロードショー

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