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「恋を経験した女性の心に届くと思う」蒼井優が最新作を語る
2009年06月03日 17時09分 [邦画]
映画『いけちゃんとぼく』のワンシーン,(C)2009「いけちゃんとぼく」製作委員会

人気漫画家、西原理恵子の絵本を基にした映画『いけちゃんとぼく』が6月20日(土)より公開されるのを前に、劇中に登場する不思議な生き物“いけちゃん”の声を担当した蒼井優がメッセージを寄せた。

『いけちゃんとぼく』は、泣き虫の少年ヨシオと、彼にしか見えない不思議な生き物“いけちゃん”のひと夏を描いた作品。

『鉄コン筋クリート』『ミヨリの森』に続いて3度目の声優挑戦となる蒼井は「キャラクター的なもの声を演じるのは初めてなので、いろいろなことに驚きました。“いけちゃん”は、よくわからない物体なので、これに声をあてるのかと思ったし、実写映画になるということにもすごく驚きました」と語る。収録中も「自分が実際にこの声を出せているか分からないから不安で、声の変化にはとても気をつけました」と語る通り、試行錯誤が繰り返されたようだ。

本作は、絵本を原作にしているが、“いけちゃん”に隠された秘密が多くの大人たちの感動を呼び、原作本は「泣ける絵本No.1」に選ばれている。蒼井も「夢もあるし、子供にも見ていただきたいけど」と語りつつも「女性に一番見てほしいです。恋愛を経験した女性の心に届くと思います」とコメント。「すごく深い愛を描いた作品だと思います。この映画を観ると、自分の隣にいてくれる人のことをより深く見えるかな」とのメッセージを寄せている。

『いけちゃんとぼく』
6月20日(土)より、角川シネマ新宿ほか全国ロードショー

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