タレントweeker

国民的アニメ『サザエさん』をモチーフに実写で描いた人気CM、OTONA GLICO『アーモンドプレミオ』の待望の最新作（第5弾）が29日から放送される。

昨秋からスタートした同CMは俳優、浅野忠信（カツオ）、瑛太（タラちゃん）、小栗旬（イクラちゃん）、宮沢りえ（ワカメ）らが「25年後の磯野家」シリーズを展開する人気作。新テレビCM「フライト」篇は、とある郊外の飛行場からタラちゃん（28歳）が、イクラちゃん（26歳）操縦の軽飛行機（イクラちゃんの所有物）で空中散歩に出発する所から始まる。イクラちゃんはＩＴ関連企業イクラネットの社長だったが、昨今の経済状況を示唆しているのか、幼馴染同士の他愛もない会話のなかで、「行くよ、ラストフライト」「“元”イクラちゃんの会社」といった意味深なセリフが繰り広げられる。

そして、軽飛行機はいつしか二人が育った街の上空へ。「お〜、ボクたちの育った街だ！」と食い入るように見つめるタラちゃん。イクラちゃんは「磯野家、見える？」と言って、機体を少し傾ける。空から見下ろす磯野家の庭先では、ワカメの横で素振りしているカツオのバットがすっ飛んでいくお馴染みの光景も見逃せない。

また、遊び心あふれる衣装や小物も見どころで、中でもひと目見た瑛太が「これが素敵！」と目を奪われ、小栗自身、「愛情を感じます」と喜んでいたのが左胸上部の丸いワッペン。胸の部分には『Ikura』の文字が描かれ、色・形をよく見ると、イクラの粒をデザインしたものであることがわかる。

撮影を振り返り、「タラちゃんはイクラちゃんに対して、どこかでライバル意識を持っている。そういった微妙な設定を演じたり、セリフを話したりするのはすごく楽しいです」（瑛太）、「オトナグリコの撮影は毎回楽しみで、今回は（セットで作った）軽飛行機を操縦したんですが、ハンドルもちゃんと動くので、コックピットの中でずっと触っていました」（小栗）と、楽しい撮影現場であった事を伺わせた。周囲の反応については、「タラちゃん、あの髪型はないでしょ、ってよく言われますね（笑）」（瑛太）、「みんなすごく面白いって言ってくれて。そういうCMに参加できて本当に良かったと思います」（小栗）とそれぞれコメントしている。

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