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ドラマ『乾パン先生とこんぺいとう』(2005年韓国放送)や『コーヒープリンス1号店』(2007年同)などで人気を集める韓国の人気俳優コン・ユが、2月26日の神戸に続き、28日にパシフィコ横浜　国立大ホールにて『コン・ユ　ファンミーティング　2010〜With　YOO〜』を開催。イベント前には同会場にて記者会見を行った。昨年12月に軍隊を除隊したばかりのコン・ユにとっては、除隊後初の日本公式ファンミーティングとなる。

コン・ユ、記者会見の写真

コン・ユは、今の心境を聞かれ、「思った以上にとても緊張しています。本当に日本のファンの方に会いたいという気持ちが強かった。今日は最善を尽くして良い思い出を作りたいと思います」と、精悍さを増した表情を見せながら答えた。

軍隊での生活は、「最初はなかなか慣れなくて辛い気持ちになったり、ストレスが溜まったりましたが、そういった過程の中で忍耐力が付いたような気がします。もし、軍隊に行っていなければ、もっともっと個人的な考えだけに偏ってしまってたんじゃないかなと思います」と振り返り、続けて「この2年間というのは洗濯から始まって、本当に些細なことまで、すべて自分で解決をしなければいけなかった。とてもいい経験ができたと思います」と語った。

今後の作品に関して、「除隊してカムバックする作品は映画にしようと思っていました。いま作品を選んでいるところです。大作というより、自分が満足できてファンの皆さんが楽しんで観てくださるような、そういう作品を探すというのが大変な作業です」と話した。演じてみたい役、挑戦してみたい役は、「以前はとても強い役、少し悪役や、サイコパスなどに興味があったんですが、今は変わって、ファンの皆さんが見たときに好んでくれる役、僕自身と皆さんが共感出来る役をやってみたい」と次回作に意欲をみせた。

ファンミーティングでは、大学時代の同級生、金景太をスペシャルゲストを迎え、学生時代のエピソードをたっぷり披露。また、5000人のファンを前に甘くソフトな歌声を響かせ、会場をウットリとさせた。このイベントの模様は、Mnetにて4月17日(土)23時より放送される。

取材･文：樋口美和

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