タレントweeker

現在、フジテレビ『韓流α』で放送中の韓国ドラマ『華麗なる遺産』の主役、ハン・ヒョジュとイ・スンギのふたりが、東京・フジテレビにて行われた記者会見に登壇し、日本で初となる主演ふたりの2ショットが実現した。

ハン・ヒョジュ＆イ・スンギの写真

このドラマは、韓国で2009年度上半期視聴率1位を獲得した大ヒット作。物語は、様々な困難に襲われながらも、くじけず明るく生きるコ・ウンソン（ハン・ヒョジュ）と傍若無人な金持ちの息子ソヌ・ファン（イ・スンギ）を中心に、遺産を巡る企みが渦巻く中、家族愛や恋愛、友情など、本当に大切なものを描くラブ＆ファミリー・ドラマ。

最初に台本を読んだ時の感想を聞かれ、「台本に書かれているセリフのひと言ひと言が胸に響いてきて、これを表現したい、このウンソンという役を演じてみたいと強く思ったんです。役を通じて人間の喜怒哀楽の感情を豊かに表現できるのでは、と感じました」とハン・ヒョジュ。さらに、「今回ほどスタッフや俳優、すべての方々とぴったり息が合って、気持ちよく臨めた作品はありませんでした。リラックスしただけでなく、その場の雰囲気を楽しみながら演じることが出来たんです。この点は皆さんにも自慢したいと思う所です」と作品への思い入れを明かした。

最終話ではなんと韓国で最高視聴率47.1％という記録をたたき出した。その反響にイ・スンギは、「自分たちが作った作品に対して、結果を期待しないと言えば嘘になりますが、今回は初の主役で自分は学ぶ立場で臨もうと思っていました。いざふたを開けてみたら視聴率がどんどん急上昇していき、その現象に私たちもびっくりするほどでした。皆さんが見てくださったことに、とても感謝しています。現場のムードがすごく良かったこともあり、視聴率の上昇も加わって、さらに楽しく撮影を進めることができました」と、初主演作に大きな手応えを感じたようだ。

最後に、「日本の皆さんにも、見終わった後に、生きることへの希望や幸せを感じていただけたらいいなと思っています」（ハン・ヒョジュ）、「ドラマは始まったばかりで、これから先も放送が続いていきますので、多くの方に見ていただきたいです」（イ・スンギ）とメッセージを伝え会見を締めくくった。会見後のイベントでは、ドラマの名シーンを映像とともに振り返り、撮影エピソードを披露。また、エンディング・テーマ曲をデュエットし、ファンを喜ばせた。

ドラマ『華麗なる遺産』はフジテレビ『韓流α』にて、毎週月曜から金曜まで午後2時7分より放送中。

取材・文：樋口美和

• ＠韓流ぴあへ