タレントweeker

アーティスト、俳優としても活躍中のGACKTが、7月より放送されるTVアニメ『屍鬼』の桐敷正志郎役として、レギュラー声優に初挑戦する。その1回目のアフレコが3月某日に都内のスタジオで行われた。GACKTは「顔が出ない中で『このキャラクターの声、一体誰がやってるんだろう？』って声から入ってもらえるのが、僕にとって一番嬉しい受け取られ方。自分が過去にアニメを見て、声の魅力、魔力に惹かれたように、僕もそう思ってもらえたら」と意気込みを語った。

GACKT、アフレコの写真

本作は、ジャンプスクエアにて連載中の小野不由美の小説を原作、藤崎竜作画のコミック『屍鬼』をアニメ化。『屍鬼』は、人口約1300人の小さな集落・外場村を舞台に相次いで起きる怪事件の謎を追うホラーミステリー。

GACKTが声優を務めるのは、外場村の古い洋館に引越して来た桐敷家当主の桐敷正志郎。貴族的な風貌と柔らかな物腰で、村の人々が一目置く存在。1回目のアフレコを終えたGACKTは「思ったよりスムーズに進行して、いいかたちのスタートがきれたと思う。僕の中ではもう少しシアトリカルなのかなと思ってたんだけど、監督と話をした中でキャラクターのイメージを確立できたから、今後も面白いアプローチができそう」と順調なすべり出しをみせた。

また、俳優としても活躍するGACKTは、「姿が見えるドラマの演技とは違って、自然にやればやるほど不自然になってしまうのがアニメの特徴。声というものに魅力を感じて、以前から声優という仕事をやりたいと思っていたが、中途半端な気持ちでは絶対できないという気持ちがあった。ちょうど音楽を始めて14年たって、いろんな作品に参加してたくさん勉強して、今なら声優として認めてもらえる入り方ができるんじゃないかなと自分の中で固まったので、声優活動もやっていくことを決めたんだ」と声優へ対する真摯な気持ちを語った。TVアニメ『屍鬼』は、7月よりフジテレビ『ノイタミナ』にて毎週木曜深夜1時15分より放送。

2008年から2009年にかけて行われたライブツアー『GACKT VISUALIVE ARENA TOUR 2009 REQUIEM ET REMINISCENCE II FINAL 〜鎮魂と再生〜』のファイナル、2009年7月12日さいたまスーパーアリーナを収録したDVDが発売中。5月からは日生劇場にて初主演の舞台『眠狂四郎無頼控』が控える。全国7都市102公演。6月からは全国ツアーが決定している。

• GACKT初主演舞台『眠狂四郎無頼控』、全国120公演に
• GACKT初主演舞台『眠狂四郎無頼控』チケット情報
• GACKT、“男のゴールデンタイム”前にまずトレーニング
• 戦国武将祭、甲冑姿のGACKTに観客がオールスタンディング！
• 神木隆之介&GACKTがリュック・ベッソン監督作吹き替えで再共演！
• アニメ『屍鬼』公式サイト