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昨年、お台場で公開されると、大きな反響を呼び、わずか1か月半で415万人を動員した実物大のガンダム「RG8リアルグレード)1/1ガンダム」が7月24日(土)、JR東静岡駅前に登場する。ガンダムの生みの親、冨野由悠希も演出に携わったというその制作の舞台裏に迫った。
「今年はガンダムのプラモデル(通称ガンプラ)30周年の記念すべき年。7月24日から行われる、静岡市をあげてのイベント『模型の世界首都・静岡ホビーフェア』にあわせてガンダムを公開することになったんです」と、静岡で公開することになった理由を説明してくれたのは、バンダイ・ガンプラ30周年担当マーケティングリーダーの藤原孝史氏。
全高約18メートル、重量約30トン。チラチラと電撃が揺らめき、光を放つビームサーベルなどクォリティはお台場と同様だが、細部にお台場との違いがあるという。お台場のガンダムとの違いは、肩に装備されていたビームサーベルを抜いていることと、関節や手足に汚し塗装が入っているという二点。その違いは設定にあるそうで、サンライズ・立像制作プロデューサーの堀口滋氏によると、「お台場で展示したガンダムはロールアウト直後(運用開始直後)で新品。今回のガンダムはジャブロー戦前後の設定」。ジャブロー戦とは、アニメ『機動戦士ガンダム』における最大の地上戦。激戦を潜り抜けた臨場感と迫力が演出されている。
さらに、今回のために新たに特注されたビームサーベルの表現も見どころで、乃村工藝社・立像制作クリエイティブディレクターの川原正毅氏は、「ビームサーベルの表面にはホワイトパールが塗装されていて、光を反射したり、映像のスクリーンとしても使える」と話した。
展示の際は定期的に肩や腰からミストが噴射され、全身のライトが点灯。同時にビームサーベルに映像が投射され、光が揺らめく演出が行われるそうだが、この演出を担当したのが、アニメ『機動戦士ガンダム』の富野由悠季監督。自ら約3分の絵コンテを切り、細部まで演出を指示したという力の入れようだ。まさに立像にガンダムの魂が込められているのである。昼は富士山を背景にそびえたつガンダムの凛々しい姿を見せ、夜はビームサーベルが輝く演出を披露する。アニメと現実が交差する、奇跡の瞬間をぜひ自分の目で確認してほしい。
なお、このイベントは来年1月10日(月・祝)まで開催される。
文:志田英邦
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