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故・市川崑監督の『黒い十人の女』がKERAの手により舞台化決定
2010年09月15日 14時45分 [演劇]
ケラリーノ・サンドロヴィッチ
ケラリーノ・サンドロヴィッチ

劇団はもとより外部公演でも秀作を連打しているKERA(ケラリーノ・サンドロヴィッチ)が、来年5月にナイロン100℃で劇団初となる映画原作の舞台化に挑む。題材は故・市川崑監督の映画『黒い十人の女』。1961年に公開、1997年にはリバイバル再上映、そして2002年にはテレビドラマとしてセルフリメイクもされ、話題となった作品だ。

KERA(ケラリーノ・サンドロヴィッチ)公演情報

映画版は、岸恵子、山本富士子、宮城まり子、中村玉緒、岸田今日子と旬の人気女優がズラリ。TVプロデューサー・風松吉(船越英二)をめぐる、彼の9人の愛人たちと美しい妻・双葉(山本富士子)の愛憎劇を、ブラック・ユーモアを交えドライに描きだす。個性あふれる女優たちの心理戦も面白く、彼女たちの姿をそれぞれスタイリッシュに映しだしている。

もともと女優陣の層の厚さと演技力は折り紙つきのナイロン100℃だけに、映画ファンも多いこの作品を、客演(未定)とともにどう仕上げていくかに注目が集まる。作・演出を手がけるKERA自身もまさか上演許可が下りると思わなかったようで……。

KERAは「ナイロン100℃初の、映画作品の舞台化である。『クリアできまい』と諦めていた『黒い十人の女』。イチかバチかの交渉に賭けてみたところ、まさかの許諾を頂けた。夢のようだ。映画とは一味も二味も異なるだろうナイロン版『黒い十人の女』ご期待あれ」と意気込んでいる。

2007年公開の『グミ・チョコレート・パイン』を含め3本の映画を監督しているKERA。映画にも舞台にも情熱を注ぐ彼が、愛してやまない名画のエッセンスをどう舞台に抽出させるのか。注目の舞台は、2011年5月20日(金)から6月12日(日)まで東京・青山円形劇場にて上演予定だ。チケットの発売は3月を予定。

チケットぴあ

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