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矢沢あいの代表作を北川景子主演で実写映画化する『パラダイス・キス』の撮影現場が公開され、北川をはじめ、向井理、五十嵐隼士、メガホンを執る新城毅彦監督らが取材に応じた。
ファッション誌「Zipper」で1999年から2003年に連載された同コミックは、矢澤芸術学院(通称:ヤザガク)・服飾デザイン科を舞台に、ファッション業界を目指す学生たちと、彼らにモデルとしてスカウトされた女子高生の恋と成長を描いたファッショナブルな青春ストーリー。取材陣に公開されたアトリエのセットには、おしゃれな家具に、毛糸や生地のサンプル、カラフルな糸といった小物が所狭しと並び、原作の世界観が忠実に再現されていた。
主人公・早坂紫を演じる北川は、人気ブランド「L’EST ROSE(レストローズ)」が映画のためにデザインした制服姿で現場に登場。「正直、女子高生役に抵抗は感じているし、最初はマネージャーに『大丈夫ですかね……』と確認したほど。周りはまだまだイケると言ってくれるんですが、これが最後であってほしいですね」と笑うが、その姿は原作のイメージそのままのハマり具合だ。「とても有名な原作ですが、それにとらわれず、映画のオリジナル性と原作の世界観を壊さないバランスを意識している」と役作りについて語った。
また、紫の運命を変えるデザイナー志望の専門学校生・ジョージ役の向井理は、ハットに細身のスーツという出で立ちでイメージを一新。「人生には挫折もいっぱいあるが、目標があるのは幸せなこと。コミックの映画化ですが、努力することの大切さを描いた、意外とリアリティがある作品だと思いますね」。イザベラ役の五十嵐隼士は、8キロの減量にひげのレーザー脱毛を行い、美しい女性へと大変身を遂げている。本人も「楽しくてしょうがない」と役柄に入り込んでいるが、「女性がいかに大変かわかりましたね。所作も難しいし、監督からは『まだ男っぽさが残ってる』と言われてます」と苦労も多いようだ。
新城監督は「(実写化に)ハードルの高さも感じていたが、豪華なキャストが揃い、衣装を合わせるとパッとイメージが湧きました。原作とのすり合わせで、引きずられる部分もあったが、少しずつ(キャストの)表情や感情が演技に反映されるようになり、チーム感も高まっている」とコメント。10月初旬にクランクアップの予定で、来年5月全国公開される。
『パラダイス・キス』
2011年5月、全国ロードショー
(C)2011「パラダイス・キス」製作委員会
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