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美人ながら男勝りな女性と、少し弱気で不器用な男性の恋をコミカルに描いた映画『ラブコメ』が25日(土）から公開されるのを前に、主演の香里奈がインタビューに応じた。

『ラブコメ』場面写真

『ラブコメ』は、豪快な性格から1年以上彼氏が出来ない花屋の真紀恵(香里奈）と17年ぶりに彼女に再会し恋に落ちてしまった純粋で不器用なアニメ脚本家の青年・美晴(田中圭）の恋を主軸に、昼は花屋の店員、夜はキャバクラ嬢の涼子(北乃きい)、アニメ声優の西島(渡部篤郎)らさまざまな男女の恋愛を描いたラブコメディ。

『深呼吸の必要』以来、映画主演2作目となる香里奈は自身が演じた真紀恵について「喜怒哀楽がはっきりしていてとても素直。同性から見てもかっこいい」と分析する一方で「その分、『どれぐらい思いっきりやっていいのか迷って(撮影の初期は)探りながらやっていました」という。しかし、「監督と相談しながら『これでいいんだ』ってわかってからは本当に思いっきりやれましたし、真紀恵は豪快なキャラなので、どんなにやってもやりすぎないので好きに演じることができました」と振り返る。ちなみに、彼女が演じる上で最も気をつけた点は「真紀恵はオヤジっぽい部分もあるんですけど、ちゃんと女の子らしいところもある。そのギャップ」だそう。

そんな香里奈が本作で最も注目してほしいポイントは「真紀恵の心情の変化」だという。「美晴や(元彼の）江島(塚本高史）に対して洋服やしゃべり方が違ったりといった対応の違いなどを観ても楽しいですし、いろいろな出来事が起こるにつれてどんどん真紀恵が変わっていく内面的な変化も観ていただければと思います」。

ちなみに美晴は真紀恵に“17年越しの恋心”を抱いているという設定だが、香里奈は「会っていなくても想ってくれるのは素敵です」とコメントしながらも「でも、少しこわいですよね(笑)。真紀恵みたいに『言ってよ！』って思います」と笑顔を見せた。

『ラブコメ』
9月25日(土)より、新宿バルト9ほか全国ロードショー

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• 『ラブコメ』公式サイト