タレントweeker

劇団四季のミュージカル『ライオンキング』が9月26日、日本での通算公演数7000回を達成し、東京の四季劇場[春]にて特別カーテンコールを行った。

劇団四季のミュージカル『ライオンキング』　チケット情報

ミュージカル『ライオンキング』は1997年にブロードウェイで初演された作品。アフリカ･サバンナを舞台に、ライオンの子シンバの成長を通し“生命の連環”という深遠なテーマを描き出す物語で、独創的なパペットや、アフリカの雄大な風景を表現するビビッドな舞台装置などで人気が高い。日本では1998年に四季劇場[春]のこけら落とし公演として開幕。東京公演は開幕から途切れることなく11年以上のロングランを続行、並行して大阪、福岡、名古屋でも巡演されている。日本国内で上演回数7000回を超えるミュージカルは、同劇団が上演している『キャッツ』があるが、こちらが初演から25年かけてこの記録に達したのに対し、『ライオンキング』は11年9か月という速さでの大記録達成だ。

本作では、前半部は主人公シンバ、その彼女ナラを子役が演じるが、この日の特別カーテンコールでは、歴代のヤングシンバ、ヤングナラ140名のうち59名もお祝いに駆けつけた。代表して、2002年まで出演していた北村優さんが「日本でもこれほどロングランをしているのはここだけなので、その伝統を引き継いでこれからも頑張ってほしい」、1999年まで出演していた石井香澄さんが「こんなに続くなんて思っていませんでした。改めて『ライオンキング』は凄い作品だと思います」とコメント。また、スカー役の深水彰彦が「これだけ多くのお客様にご覧いただけましたことは本当に幸せなこと。これからも8000回、9000回、10000回と、ますます多くのお客様に楽しんでいただけるよう精一杯努めてまいります」と挨拶をした。

チケットは現在、2011年3月31日(木)公演分まで発売中。

• 『ライオンキング』東京公演が4000回の大記録を達成
• 劇団四季がA・L＝ウェバー版『サウンド・オブ・ミュージック』の上演を発表
• 劇団四季55年の軌跡を集約した作品が、福岡シティ劇場に初登場！
• 劇団四季とディズニーの最強タッグで贈る“永遠の愛”のミュージカル
• ミュージカルの原点とも呼べる「ウェストサイド物語」が、福岡シティ劇場に満を持して初登場！
• 劇団四季の稽古場レポートも掲載！「げきぴあ」