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12月に日本公演を行うパペット・ミュージカル『アベニューQ』の製作発表会見が10月6日、都内で行われた。会見には、来日したパペットと出演者たちが出席。加えて、作家の室井佑月、お笑い芸人の椿鬼奴らも特別ゲストとして駆けつけ会場を盛り上げた。

ブロードウェイミュージカル『アベニューQ』 特集

『アベニューQ』は、NY郊外の街、アベニューQに住む若者たちの青春と恋模様を、パペットと人間で描くミュージカル・コメディ。主人公のパペットたちが、『みんな少しは差別主義者』『インターネットはポルノのため』など刺激的なナンバーを歌って人気を博した異色作だ。2003年3月にオフ･ブロードウェイで初演後、わずか5か月後にブロードウェイに進出し、翌年のトニー賞で最優秀作品賞を含む3部門を制覇した。

来日したパペットは5人(？)。大学を卒業をしたばかりで人生模索中のプリンストン。恋人募集中のかわいいモンスター、ケイト･モンスター。隠れゲイのお堅い銀行員、ロッド。ロッドのルームメイトで無職のニッキー。インターネットでポルノを検索し続ける引きこもりモンスター、トレッキー・モンスター。そしてセクシーな歌姫、あばずれルーシー。

会見では、パペットと出演者たちが、オリジナル・ナンバー『もしも君がゲイでも』『紙一重しかない』『アベニューQのテーマ』の3曲を披露。これには室井佑月、椿鬼奴も大満足。「一緒に歌いたくなるほどいい曲。人形たちもかわいいし、私もアベニューQの住民になりたい」(室井)、「英語の歌で意味が全くわからなかったけど、切ない気持ちが伝わった」(椿)と、公演へ期待をのぞかせた。

公演は12月15日(水)から26日(日)まで、東京国際フォーラム ホールCにて。

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