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今もなお熱狂的なファンをもつ名作アニメを3D映像でよみがえらせた映画『美女と野獣/ディズニー デジタル3D』が9日(土)から日本公開されるのを前に、本作の音楽を手がけた名匠アラン・メンケン氏のインタビューが届いた。
アニメ映画史上初めてアカデミー作品賞にノミネートされたディズニーの傑作アニメを、最新技術によってデジタル3D化した本作は、魔法によって野獣の姿に変えられた王子と、心優しい娘の恋模様を描いたファンタジー。ダンスシーンをはじめ、数々の名場面が最新テクノロジーで復元され、鮮明な3D映像で描かれる。
本作だけでなく『クリスマスキャロル』や『リトル・マーメイド』など数多くの名作を手がけ、存命中の音楽家の中で史上最高数のアカデミー賞受賞歴を持つメンケン氏。彼は、『美女と野獣』が製作から20年経った現在も、世界中の人々から愛されている理由について「ディズニーのミュージカルアニメの中で、おそらくもっともわかりやすくロマンスを描いた作品。ほかのディズニー映画にもロマンスはあるが、本作はふたりが恋に落ちることがすべて」と分析する。
『美女と野獣』のために作曲されたナンバーは、映画の世界を飛び出し、ブロードウェイミュージカルを始め、様々な場面でいまも鳴り響いているが、メンケン氏は製作時から“単なる映画音楽”以上のナンバーを目指していたようだ。「メインテーマ曲は、おそらく僕が手がけた曲の中でもっとも苦労した曲です。なぜかと言うと、ものすごくシンプルにする必要がある上に、映画の中だけでなく“映画の外”でも楽しめる曲が期待されていることをわかっていたからです。だから、非常に多くの時間を費やして何時間もメロディーや構成の手直しを続けて、ようやく曲を完成させたんです。」。
その結果、彼が手がけた楽曲の数々と美しいアニメーションは現在も多くファンに愛され、このたび“3D版”として観客の前に再登場する。同時期に発売されるブルーレイ版をひと足早く観賞したというメンケン氏は「ビジュアルは息をのむほど素晴らしく、これを手がけた人々の技術に感心した」と語ると同時に、「『美女と野獣』を作品としてよみがえらせ、再び力を与えてくださることに感謝します。素晴らしい手法によってこの映画に新たな命が吹き込まれていますが、それはこの映画を再び暖かく迎えてくれる本当のファンがいるからこそ実現したことだと思います」とファンにメッセージをおくっている。
『美女と野獣/ディズニー デジタル3D』
10月9日(土)全国のTOHOシネマズ、シネマイクスピアリにて3D限定公開
『美女と野獣 ダイヤモンド・コレクション』
ブルーレイディスク2枚組
価格:3990円(税込)
『美女と野獣 スペシャル・エディション』
DVD1枚組
2940円(税込)
発売日:10月9日(土)
※2012年1月末までの期間限定生産
発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
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