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生誕50年を記念して製作された、アイルトン・セナ初のオフィシャル・ドキュメンタリー映画『アイルトン・セナ 〜音速の彼方へ』のジャパン・プレミア試写会が7日に鈴鹿サーキットで開催され、特別ゲストとしてレーサーの佐藤琢磨選手が登壇した。

ジャパンプレミアの模様

鈴鹿は、アイルトン・セナが生涯獲得した3度のワールドチャンピオン全ての決定の地であり、今回映画のジャパン・プレミア試写会が行われたのは史上初。当日サーキットに入場した先着10000名の中から、抽選で500名が参加できる高倍率のプレミアイベントということで、場内では抽選券を求めるファンが朝から殺到した。上映前の舞台あいさつには「1987年、鈴鹿でのセナの走りに感激してレーサーを志した」という佐藤選手が登壇し「当時のセナは、他の選手が目に入らないくらい別格で、あの日以来僕は彼の走りに魅せられすっかり虜になり、彼の走りは今でも焼きついている。人間としても魅力的で“少しでもチャンスがあったら、リスクがあっても向かっていく”という姿勢を尊敬している。彼は自分の人生を変えた人だから、本当に会ってみたかった」と鈴鹿でセナへの想いと魅力を熱く語った。上映が始まると、鈴鹿サーキットの夜空に甦ったセナの雄姿に様々な思い出を重ね合わせたのか、涙を流す観客も多く見受けられ、会場は大きな興奮と感動に包まれた。

映画は、1994年にレース中の事故により34歳という若さで亡くなったセナの華々しい経歴や、日々の苦悩を大迫力のレース映像や貴重なプライベート映像を交えて描いた作品。

『アイルトン・セナ 〜音速の彼方へ』
公開中

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