タレント ニュース
映 画

春に公開され、好評を呼んだ映画『時をかける少女』のブルーレイとDVDが10月13日(水)にリリースされるのを前に主演の仲里依紗がインタビューに応じた。
大林宣彦監督や細田守監督など数多くの映画作家たちが繰り返し映像化してきた本作だが、谷口正晃監督が手がけた“2010年版”は原作の主人公である芳山和子の娘・あかりをヒロインにしたオリジナル作品。あかりが事故で昏睡状態に陥った和子に代わって、1970年代にタイム・リープし、和子の初恋相手・深町一夫を探しながら成長していく姿を描いている。
細田監督が手がけたアニメーション映画『時をかける少女』で主人公・真琴の声を務めた仲は、再び“時かけ”のヒロインを務めることについて「いつも過去の『時をかける少女』と比べられる不安はありますし、作品の持つブランドを背負うのは本当に大変だなぁって思います」と語るも、本作が繰り返し映像化される理由について「“タイム・リープ”という設定はいつも新鮮だし、恋愛の要素もあってどこかSFっぽくないアンバランスな感じが楽しいんです。それから作品ごとにヒロイン像が違うし、その時のヒロインを演じている方の“青春の輝き”を捉えているのがいいんです」と分析する。
そんな仲が本作で演じた芳山あかりは、自分のためではなく“母”のためにタイム・リープする。「あかりはお母さんのことをすごく想っているからこそ、タイム・リープという一見、ばかばかしく思えることもやってみたんだと思うんです。この映画は“人への想い”が大切な作品だし“言葉でいえない想い”が描かれているから、その“もどかしさ”がいいんだと思います」。
細田監督版は女優・仲里依紗の“出世作”に、谷口監督が手がけた本作は現在の彼女の“代表作”になったが、仲は本シリーズを「演技をするのが好きになったきっかけになった作品」だと振り返る。「それまではずっと演じることが恥ずかしくてしょうがなかったんですけど、『時をかける少女』に出会って演じるって楽しいと思えたし、いつも女優としてステップアップになるような作品ですね。物語も好きなんです。私、あまり恋愛ものとか好きじゃないですし、男の子が女の子を守ってあげる恋愛が好きじゃないんです。でも、この映画は女の子が自分で決めて前に進んでいく。こういう役は本当に好きですし、出演できて本当によかったなぁと思います」。
『時をかける少女』ブルーレイ/DVD
10月13日(水)リリース
Blu-ray 通常版 5040円(税込)
DVD完全生産限定版 6090円(税込)
DVD通常版 3990円(税込)
発売:アニプレックス
販売:ソニー・ミュージックディストリビューション
関連リンク(外部リンク)
関連タレント
映画のニュース もっと見る
-
映 画
2021年12月28日 17時52分 更新オンライン特別上映 JAM THE CINEMA Vol.2『エル プラネタ』 -
映 画
2021年09月14日 16時40分 更新佐久間由衣を主演に20代の悩みと心の揺れを繊細に描く -
映 画
2021年08月16日 13時57分 更新スパイだった実在の歌手描く映画『グンダーマン 優しき裏切り者の歌』先行配信決定! -
映 画
2021年06月28日 10時33分 更新ヒップホップ黎明期を記録した伝説のドキュメンタリー映画「Style Wars」が先行配信決定! -
映 画
2021年05月17日 12時51分 更新映画『Style Wars』× JAM THE PLANET 特別オンライン上映会開催