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“ダメな夫”を演じた浅野忠信「僕もその通りだった」と苦笑
2010年10月13日 10時47分 [邦画]
『酔いがさめたら、うちに帰ろう』完成報告会見に出席した浅野忠信と永作博美

浅野忠信と永作博美主演の映画『酔いがさめたら、うちに帰ろう』の完成報告記者会見が12日に都内で行われ、浅野、永作と東陽一監督が登壇した。

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映画は、2007年にがんで他界した鴨志田穣の同名自伝的小説を映画化したもので、報道カメラマンとして活躍し、仕事で各国を巡った後アルコール依存症になった安行(浅野)が元妻の由紀(永作)に最後まで支られ、過酷な治療に耐えながら立ち直ろうと奮起する姿を描いた物語。元妻は『いけちゃんとぼく』などで知られる漫画家の西原理恵子がモデルとなっている。

浅野は「監督から『“ある病気の男の話”ではなく“ある男の道のり”を撮りたい』と聞いてすばらしいと思ったし、僕の中でも道が開けたので、この作品に参加できて本当によかった」と語り、、永作は実在の人物がモデルの役を演じたことについて「あえて原作を読まず、西原さんを意識しないで演技しました。(西原は)近づこうと思っても、近づけないほどの得体の知れないエネルギーを持っていて、そんな無理をするより、できる限り腹の据わったどっしり感が出るようにしました」とコメント。原作にほれ込み、本作の監督と脚本を手がけた東監督は「本を読み終わった瞬間、(安行役を)浅野さんにやってもらいたいと思った。永作さんは、2006年の『好きだ、』という作品を観たときに、ボーゼンとしてしまったぐらいインパクトが強くて。このふたりでキャスティングを組めたのは最高に幸せ」とふたりを絶賛した。

また、本作で“ダメ夫”を演じた浅野は「めちゃくちゃやって迷惑をかける役なので好き放題にできました。“ダメな夫”は『ヴィヨンの妻』以来2回目だったのでやりやすかったし」と振り返りつつも、「自分もその通りだったからちょうどいいかなって」と苦笑を浮かべ、報道陣から笑いを誘っていた。

『酔いがさめたら、うちに帰ろう』
12月4日(土)シネスイッチ銀座、テアトル新宿ほか全国ロードショー

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