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矢沢あいの人気漫画を実写化した映画『パラダイス・キス』の撮影がニューヨークで行われ、主演の北川景子、向井理による撮影のメイキング映像と、ふたりからのコメントが届いた。

『パラダイス・キス』画像その他

映画は、ファッション誌“Zipper”で1999年から2003年に連載された同コミックで、受験を控え平凡な生活を送っていた女子高生・早坂紫(北川)がある日、矢澤芸術学院（通称：ヤザガク）でファッション業界を目指す学生たちにモデルとしてスカウトされたことで自分を見つめ直し、学園内で“天才デザイナー”と呼ばれるジョージ(向井)に振り回されながらも強く惹かれ、恋と夢を追いかけ成長してゆく姿を描いた青春ストーリー。

ニューヨークでのロケは5日間行われ、ファッションの聖地であるソーホーや、5番街、タイムズスクエアなどで本作の最も重要なシーンが撮影された。北川は「タイトなスケジュールだったけど、NYの素晴らしいロケーションで撮ることができたので良かった」と振り返り、「映画を通じて、高いヒールの靴を履いたり、やっぱりオシャレでいることは大変だと再確認しました」とコメント。向井は「僕はあまり出てないけど、ファッションショーのシーンは素敵で、本当はもっと出たかった(笑)。マンガの原作を読んだ人はそれぞれ声や動きのイメージを持っているので、(ジョージ役は)常に手探り状態で不安だったが、そことの違和感を考えないよう自分なりのものをやろうと割り切った」と話し、ファッションデザイナーの実兄には「ジョージというキャラクターをどういうふうにするかで、自分の頭の中はいっぱいだったので、結局相談しなかったですね」と明かした。

撮影は現在も続いており、10月末にクランクアップ予定。来年5月から全国公開される。

『パラダイス・キス』
2011年5月、丸の内ルーブルほか全国ロードショー

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